フリーランスとして特定のオフィスを構えずに働いているため、電源やWifiがあり、PC作業ができるスペースを日々探している。
外を歩いていて居心地の良さそうな場所があると、Wifiや電源マークのステッカーが貼っていないかすぐにチェックしてしまう。 そして本日訪問したエクセルシオールカフェは店内が広くとても居心地良がよかった。
以前、とあるフードコートを訪れた時を思い出した。
そこはオープンテラスになっており、wifiも電源もあり、作業しやすいカウンターテーブルがある、私は腰を下ろしてPCを開いた。
コーヒーを片手にふと目を上げると、オープンテラスの前はちょっとした広場になっていた。爽やかなそよ風が舞う広場では、子供からお年寄りまで様々な人が、思い思いの時間を過ごしている。
平日の昼下がり、ほのぼのした理想的な景色である。
が、全くと言っていいほど集中できない。
そう、私は人間観察が大好きなのである。
作業どころではなく、目の前のたくさんの人を観察することに力を注いでしまった。
居心地が良さそうな場所であっても、集中して作業ができるとは限らない。
ちょうどいい機会なので、 ここに私が集中できる作業スペースの条件を記していく。
・Wifiがある
・電源がある
・コーヒーメニューがある /コーヒー以外のドリンクメニューがある
・目の前に人が多くいない座席レイアウト
・隣が近過ぎない座席レイアウト
・座席とテーブルの高さがあっている
・禁煙 / 喫煙スペースがあっても煙の匂いが一切しない
・トイレが綺麗 で男女分かれていて複数ある
・トイレの芳香剤の香りが店内に充満していない
・冷暖房が効き過ぎていない
・オンラインミーティングを禁止していない
・店内のBGMがうるさすぎない
・他のお客様のおしゃべりがうるさすぎない
・アルコールメニューがある
・お水がおいてある
・・・と、ここまでリストアップしておいて、自分の理想どおりのカフェなんて おそらく世の中に存在しないだろう。
そして自分の理想的なカフェをオープンする妄想を繰り広げる。
立地やメニュー、テーブルと椅子、座席のレイアウト、窓から見える風景、そしてそこに来ているお客さんの風景を思い浮かべて、あることに気づく。
・・・これじゃ採算がとれない。
理想のカフェの妄想は、採算がとれないという現実的な壁を前に、幕を閉じた。
そしてそんなこと考えていたらせっかくの居心地の良いカフェでの貴重な作業時間を2時間も費やしてしまった。
「このままじゃだめだ・・・」
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