今日のテーマはズバリ・・・
噂で売って事実で買えです。
昨日2022年11月16日深夜にロシアのミサイルがNATO加盟国であるウクライナに落ち尊い人命が失われたと報道されました。所謂、地政学リスクです。
この際にダウは大きく値幅を下げると共にS&P500も下がりました。
一方でS&P500を対象とするVIX(恐怖指数)はS&P下降の際に負の相関があるため上昇しました。
この時、僕は翌日の豪ドル・円の環境認識を行っている最中で、下図の様に戦略を立てていました。
噂で買って事実で売るの反対もトレード戦略として身に着けておくべき
今回は日本時間早朝に米大統領とポーランド大統領が話を行うなど事態は予断を許さない状況でしたが以下の要因で上手く立ち回りできませんでした。
- 事実が異なった場合に強く逆方向へ動く可能性がある
- 再注文を入れることを戦略の練り直しと考えてしまったこと
今回の学びは見出しの格言の意味を知ってるではなく活かせる様になること。
噂で売って事実で買えが存在することをしっかり認識しておく必要があり、あわせて噂が事実になるまでに一旦取引を終えておくこと(スピード感が大切)
勿論合わせて頭と尻尾はくれてやれではないですが自体が深刻な内容であるため冷静に相場を俯瞰することもも戦い方だと思います。今後NATOとしてどの様に今回の件を対処するのかはまだわからないからです。
いずれにしても振り返って見れば当たり前のことですが噂が事実になった頃には逆の動きに変わっていることが多いためここもよく覚えておく必要がありますよね。
環境認識の重要性
また改めて大衆心理についてしっかり認識して相場の環境認識をする重要性を痛感しました。
テクニカル分析の始祖とも言われるウィリアム・ギャンがかつてウォールストリートジャーナルの前身記事と言われるティッカーアンドインベストメントでこう言いました。
「過去10年間、私は自分の全時間と注意を投機市場に注いできた。他の多くの人と同じように 、私は何千ドルも失い、知識もなく市場に参入した初心者につきものの浮き沈みを経験した。
「私はすぐに、弁護士であれ、医者であれ、科学者であれ、成功した人は皆、何年もかけて自分の専門分野の研究と調査をしたのだということを理解しその専門分野の勉強と調査に何年も費やしていることに気づいた。
知識も勉強もせずに市場に出たトレーダーの90%以上は、たいてい最終的に負けることがわかった」
生涯50億ドル稼いだと言われるギャンですら学びなしに相場に挑み負けています。
ただどんな業界・業種であっても成功者はこの負けを自分の成功の糧にしています。
ここからも学びを得ることは出来ますよね。
とにかく学びを続けよう!!
前述の通りプロトレーダーでも負けを経験しています。
投資本として有名なマーケットの魔術師やデイトレードなどを見ていても夢を持って投資の世界に入った矢先の失敗はもはや当たり前の事です。失敗なしに成功できるほど簡単であれば皆がお金持ちになってます。本当に。だからこそ探求心を持って学び続けることがとても大切ですよね。日々のトレードについてしっかり内省してレベルアップして行きましょう!!
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