文部科学省は机の上で語らず現実の生活を知れ!
文部科学省は、国費を財源とする無利子奨学金の貸与を大学生らが受ける際の条件について、成績や世帯収入に加え新たに「社会貢献活動への参加」を追加する方針を固めた。
来年度から貸与者らに文書で呼びかけを開始し、周知期間をおいて数年後の条件化を目指す。
社会貢献活動の場の提供に積極的な大学にも補助金などを上乗せする方針。
同省は、公費で学ぶ学生に社会還元の意識を根付かせたいとしている。
文科省によると、短大を含む大学生らに対する学費などの支援は、独立行政法人「日本学生支援機構」が大学を通じ貸与する有利子や無利子の奨学金と、各大学による授業料減免があり、奨学金全体の3割弱にあたる無利子奨学金(2010年度約2549億円、35万人)と授業料減免(同約236億円、7万人)の財源には国費があてられている。
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