2024年12月29日
【赤ちゃんの正しい寝かせ方】健やかな成長をサポートする九箇条とは?
◇【赤ちゃんの正しい寝かせ方】九箇条とは?◇
赤ちゃんが、うつ伏せスタイルで寝てしまうと、鼻の周りの空氣濃度が低くなっていきます。
二酸化炭素が、鼻の周りに溜まっていきます。
通常、空氣の酸素濃度は、約21%です。
空氣の酸素濃度が18%以下になりますと、30分以内で眠るように亡くなります。
空氣の酸素濃度が15%だと20分以内です。
じつは、赤ちゃんは手足を、ばたつかせることで肺を動かす筋肉の使い方を覚えています。
うつぶせ寝だと、手足を動かせません。
夜泣きも、呼吸をするための筋肉を鍛える訓練でした。
<赤ちゃんの正しい寝かせ方>
⑴ 畳に薄手の敷布団をしく
⑵ 平べったいベッドや布団にする
⑶ 固めのマットレスや敷布団を使う
・理由は背骨が正しい形になるから
⑷ 枕は薄いドーナツ型の円座型にする
・頭が絶壁になるのを防ぐ
⑸ 頭の同じ向きにならないように、親がクルクル動かしてあげる
⑹ 掛け布団は、軽い羽毛布団が良い
・理由は体に無理な重力がかからないので、骨や顔のゆがみを引き起こすことが無い
⑺ 高すぎる枕を使わない
・理由は頭が持ちあげられて首が曲がる
・鼻、のど、気道が一直線になる体制で寝ると呼吸が安定する
⑻ 寝る前には赤ちゃん体操をする
・赤ちゃんが寝る前には、体を左右にゴロゴロして歪みを矯正する
⑼ 体を冷やさないようにする
・人間の体は、36.5度前後で最大の機能性を発揮する
※ 最新の研究結果:体温37度の免疫システム
体温37度で水素イオンが発生 大阪大学の研究
大阪大学医学系研究科の藤原雄一郎助教授と岡村康司教授のグループは、世界初の発見をしました。
研究で分かったのは、体温37度になると始まる免疫システムでした。
人間は、ウイルスや細菌に感染すると体温が上昇します。
体温が37度以上になる理由は、血液中に病原体を殺す物質を放出するためでした。
藤原助教授と岡村康司教授の研究グループは、免疫の役目をしている白血球を調べました。
場所は、兵庫県にある大型放射光施設です。
白血球の一種である好中球には、表面に水素イオンを出す穴がありました。
好中球は、病原菌を退治するときに活性酸素を使います。
しかし、活性酸素を作るには水素が必要です。
好中球内を調べたところ、細長い二種類のタンパク質が絡みあって開閉作業を行っていました。
人間の体温が37度ちょうどまで上がると、絡み合ったタンパク質が、ほどけて好中球に穴が開きました。
好中球に開いた穴からは、病原体を殺す物質である水素イオンが放出されました。
血液中に放出された水素イオンで、活性酸素が作られていました。
また、体温が40度になると、絡み合っていたタンパク質が完全に分離しました。
さらに水素イオンの放出量が増えました。
高齢者の方は、体温が上昇するスピードが遅い傾向にあります。
おのずと、病氣が進行しやすい状況を作ります。
ということは、体温を37度〜40度に上がる薬を作れば良い訳です。
熱が出たら、布団をかぶって37度以上の体温維持です。
氷枕で熱を冷ます行為は、逆効果だったんですね。
汗を沢山かいて苦しさを乗り越えた先が、病原菌全滅です。
自然界は、非常事態を解除して熱を37度以下にしてくれます。
万が一、赤ちゃんが熱を発した場合は、かかりつけ医の指導にしたがってください。
これで赤ちゃんの平熱が、大人より少し高い理由が分かりましたね。
赤ちゃんの平熱は、約36.5〜37.5℃付近です。
平均は、約37℃です。
ということは、ほぼ24時間体制で新生児が自然界に守られています。
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