ヨガには、血行促進効果があるのをご存知でしょうか。
ヨガのポーズや呼吸法は、自律神経を整えます。
ヨガで体の血流が良くなると、手足の末端部分が温まります。
血液は、酸素と栄養を細胞に運んでいます。
毛細血管に流れる血流が改善されると、細胞が元氣になります。
妊活は、血液を健康にするのが第一です。
★目次★
1. 自然界は人間の体温をコントロールする
2. 体温は、免疫をコントロールしている
3. 人間の体温が低くなる原因とは?
4. 人間の血液割合
5. 女性に冷え性が多い理由とは?
6. 女性と男性の赤血球量には違いがあった
7. 赤血球が狭(せま)い毛細血管を流れる仕組み
8. 血流を良くする二つの理論
9. 妊活に必要な四つの指針とは?
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1. 自然界は人間の体温をコントロールする
妊活は、体温が命です。
人間の体温は、約 35.5 〜 40度の開きがあります。
自然界は、人間の身体の状態に合わせて体温を調節しています。
<人間の体温変化>
⑴ 妊活 = 基礎体温
約 35.5 〜 36.5
→ 「血液の流れが悪い」
⑵ 普通の人の体温
約 36.5 〜 37.0度
→ 「血液の流れが良い」
⑶ 赤ちゃんの体温
約 36.5 〜 37.5度
→ 「細胞分裂が激しい」
⑷ やせの大食いの人が食事をする
約 38度
→ 「体の代謝が良い」
⑸ かぜをひく
約 39.5 〜 40度です
→ 「免疫を上げる為に高温になる」
2. 体温は、免疫をコントロールしている
人間は、体温が上がりすぎると汗を出します。
睡眠中は、体温が 1度ほど下がります。
体温が下がると免疫が落ちます。
体温が一度上昇すると、免疫は約 5 〜 6倍アップします。
とくに女性は、普段から手足が冷たい方々がいらっしゃいます。
赤ちゃんを産む前には、遅くても妊活中に冷え性を直しておく必要があります。
3. 人間の体温が低くなる原因とは?
では、なぜ体温が低くなるのでしょうか?
人間の毛細血管の太さは、4 〜 5(㎛)マイクロメートルしかありません。
人間の髪の毛の約 100分の1程度です。
じつは、毛細血管よりも、赤血球の方が大きいのです。
※1(㎛)マイクロメートル
=
0.001(o)ミリメートル
=
1/1000(o)ミリメートル
4. 人間の血液割合で最も多いのは?
細胞に酸素や栄養を運ぶのが赤血球です。
冷え性改善は、赤血球の健康度が握っています。
赤血球が毛細血管を流れやすい状態が必要です。
理由は、赤血球が血液の約九割以上を占めているからです。
<人間の細い毛細血管を通る血液の割合>
⑴ 赤血球 - 約 96%
⑵ 白血球 - 約 3%
⑶ 血小板 - 約 1%
5. 女性に冷え性が多い理由とは?
じつは、赤血球の大きさが男女で違います。
<男女別・赤血球の大きさ>
@ 男性:約 7(㎛)マイクロメートル
A 女性:約 8(㎛)マイクロメートル
女性で冷え性に悩まされている方が多い原因は、赤血球の大きさです。
男性よりも大きい女性の赤血球は、毛細血管が流れにくいのです。
女性の方が手足が冷たくなりやい理由です。
6. 女性と男性の赤血球の量には違いがあった
赤血球の量にも男女差があります。
なんと、男性の方が赤血球が多いです。
ということは、男性は酸素や栄養を運ぶ赤血球が多いので、冷え性になりにくい訳です。
7. 赤血球が狭(せま)い毛細血管を流れる仕組みとは?
顕微鏡で血液をみると、赤血球が固まって団子状になっていることがあります。
血液がくっついた状態が、ルロー、アグリゲーションです。
食後に眠くなるのは、血液の活動が鈍(にぶ)くなっています。
細胞に酸素や栄養素が運ばれずにいると、細胞内のミトコンドリアが酸欠状態になります。
細胞は、エネルギー源のATP【アデノシン三憐酸(さんりんさん)】を製造できずに栄養失調状態です。
ということで、赤血球が狭(せま)い毛細血管を流れるカラクリは、
なんと、約 7.3 〜 8.0(㎛)マイクロメートルの大きさの赤血球が、4.0 〜 5.0(㎛)マイクロメートルしかない毛細血管を通る時には、形を変形させて進みます。
8. 血流を良くする二つの理論
たえば、血管が道路で、赤血球を自動車と過程します。
道路にゴミが落ちていなければ自動車はスムーズに進めます。
血管のつまりが無くなると、赤血球が通りやすくなります。
きれいな道路(血管)を自動車(赤血球)がスムーズに流れると手足が温かくなります。
私達が血液にしてあげられることは、血液の通り道を掃除することです。
体の老廃物を、とことん出し尽くします。
くっついた血液を、離れ離れの丸い状態にします。
体が本来の状態に戻ったら、自然界は、あなたの体温を正常に戻してくれます。
9. 妊活に必要な四つの指針とは?
冷え性の方は、妊娠に影響を及ぼす可能性があります。
なぜならば、血行不良になると子宮や卵巣にも酸素や栄養素が運ばれにくいからです。
子宮や卵巣に酸素や栄養素が行き渡らないと、女性ホルモンの分泌不全につながります。
正常な妊娠は、女性ホルモンが体内の細部に届けられることが重要です。
そこで、血液の流れを良くする普段からの行動を3つお知らせいたします。
<血液の流れを良くする3つの指針>
⑴ 運動
(心拍数を増大させ、血液をより多く運ぶ助けになる)
⑵ 抗酸化物質の摂取
@ 魚
(DHAやEPAのオメガ3多価不飽和脂肪酸は、抗炎症作用や神経細胞生成のもと)
A 緑黄色野菜・果物
(ビタミンc、βカロチン、リコピン、ポリフェノールが免疫改善や細胞修復を手伝う)
B 海藻類
(「マリンポリフェノール」や「エルゴチオネイン」が活性酸素を取り除く)
C キノコ
(キノコのエルゴチオネインがDNAの損傷を防ぎ、過酸化脂質の生成を防御)
D 納豆
(ナットウキナーゼが血管に溜まった血栓を分解して血流を改善)
⑶ ミネラル豊富な水分補給
(水素水の水素が活性酸素の酸素と結合することで無害な水になる)
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葉酸は、二つに分けられます。
<二種類の葉酸>
⑴「自然由来:ポリグルタミン酸型」
吸収率:約 50%
⑵「化学合成:モノグルタミン酸型」
吸収率:約 85%
厚生労働省が化学合成のモノグルタミン酸型の葉酸を推奨する理由は、吸収率です。
なぜ自然由来の葉酸が吸収率が低いかと言いますと、体内で分解するのに時間がかかるからです。
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