2011年09月27日
青春をこじらせて何が悪い!!!『新釈・走れメロス』
誰もが知っているであろう、名作・走れメロス。
その走れメロスを、森見登美彦氏が斬新な切り口で書いたのが「新釈・走れメロス」だ。
名作のストーリーはそのままに、舞台は京都に移り変わり、登場人物は青春をこじらせた大学生たち。
小説にとりつかれた末に、つばで人を倒せるようになった斎藤俊太郎、
真の友情を貫くために、親友との約束を破ろうとする芽野、
そんな芽野に桃色ブリーフを履かせようと躍起になる、大学の最高権力者「長官」、
ユーモアが溢れすぎて止まらない彼らと、5篇の名作が織りなす青春(?)小説なのだ!