2014年04月25日
NYマーケット(2/25)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
3月米耐久財受注額
前月比 2.6% 2.1%・改
輸送用機器を除く前月比 2.0% 0.1%・改
前週分の米新規失業保険申請件数 32万9000件 30万5000件・改
・ドル円は続落。ナイト・セッションの日経平均先物が強含み、投資家がリスクを取りやすくなるとして買いが先行した。3月米耐久財受注額が予想を上回り、米長期金利が上昇したことも買いを後押し。アジア時間の高値102.60円を上抜け102.65円まで値を上げた。ただ、前日の高値102.70円や22日の高値と一目均衡表基準線が位置する102.73円が上値の目処となり買いは一服した。
「ロシア国防相、ウクライナ国境付近での新たな軍事演習を命令」と報じられたほか、「プーチン露大統領が緊急会見を開く」との噂が出回り、ウクライナを巡る懸念が高まるとダウ平均が失速。米長期金利も低下に転じたため、売りが活発化した。「環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米交渉が決着していないため、共同声明発表を25日に延期する」との報道も売り材料に。前日の安値102.17円を下抜け102.085円まで下げ足を速めた。
もっとも、一目均衡表転換線の102.07円がサポートされると下値が切り上がった。プーチン露大統領の会見内容が伝わらず、ダウ平均や米長期金利が再び上昇したタイミングで102.36−39円まで下げ渋った。
・ユーロドルは3日続伸。4月独Ifo景況感指数が予想を上回ったことで1.38435ドルで買いが先行した。ただ、前日の高値1.3855ドルがレジスタンスとなったうえ、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは必要ならばさらなる流動性の供給が可能である」「インフレ見通しが悪化すれば資産購入が必要になる可能性がある」と発言したことに売りで反応した。米耐久財受注額が予想より強く全般ドル買いが進むと、前日の安値1.3798ドルを下抜け1.3791ドルまで下押しした。もっとも、22日の安値1.3785ドルをバックに押し目を買う動きが見られたうえ、ウクライナ・TPP絡みの報道を受けたドル円の下落を支えに1.3833−36ドルまで持ち直した。
・ユーロ円は下落。良好な独指標を手掛かりに141.79円まで買われたが、ドラギECB総裁の発言が上値を抑えた。強い米指標をきっかけに141.79円まで再び上げたが、ウクライナやTPPを巡る懸念が改めて高まると141.04円まで急落した。一巡後はダウ平均が底堅さを横目に141.56−61円まで買い戻された。
ダウ工業株30種平均:同横ばいの16501ドル65セント
ナスダック総合株価指数:同21.37ポイント高の4148.34
10年物米国債利回り:同0.02%低い(価格は高い)2.68%
WTI原油先物6月限:同0.50ドル高の1バレル=101.94ドル
金先物6月限:同6.0ドル高の1トロイオンス=1290.6ドル
3月米耐久財受注額
前月比 2.6% 2.1%・改
輸送用機器を除く前月比 2.0% 0.1%・改
前週分の米新規失業保険申請件数 32万9000件 30万5000件・改
・ドル円は続落。ナイト・セッションの日経平均先物が強含み、投資家がリスクを取りやすくなるとして買いが先行した。3月米耐久財受注額が予想を上回り、米長期金利が上昇したことも買いを後押し。アジア時間の高値102.60円を上抜け102.65円まで値を上げた。ただ、前日の高値102.70円や22日の高値と一目均衡表基準線が位置する102.73円が上値の目処となり買いは一服した。
「ロシア国防相、ウクライナ国境付近での新たな軍事演習を命令」と報じられたほか、「プーチン露大統領が緊急会見を開く」との噂が出回り、ウクライナを巡る懸念が高まるとダウ平均が失速。米長期金利も低下に転じたため、売りが活発化した。「環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米交渉が決着していないため、共同声明発表を25日に延期する」との報道も売り材料に。前日の安値102.17円を下抜け102.085円まで下げ足を速めた。
もっとも、一目均衡表転換線の102.07円がサポートされると下値が切り上がった。プーチン露大統領の会見内容が伝わらず、ダウ平均や米長期金利が再び上昇したタイミングで102.36−39円まで下げ渋った。
・ユーロドルは3日続伸。4月独Ifo景況感指数が予想を上回ったことで1.38435ドルで買いが先行した。ただ、前日の高値1.3855ドルがレジスタンスとなったうえ、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは必要ならばさらなる流動性の供給が可能である」「インフレ見通しが悪化すれば資産購入が必要になる可能性がある」と発言したことに売りで反応した。米耐久財受注額が予想より強く全般ドル買いが進むと、前日の安値1.3798ドルを下抜け1.3791ドルまで下押しした。もっとも、22日の安値1.3785ドルをバックに押し目を買う動きが見られたうえ、ウクライナ・TPP絡みの報道を受けたドル円の下落を支えに1.3833−36ドルまで持ち直した。
・ユーロ円は下落。良好な独指標を手掛かりに141.79円まで買われたが、ドラギECB総裁の発言が上値を抑えた。強い米指標をきっかけに141.79円まで再び上げたが、ウクライナやTPPを巡る懸念が改めて高まると141.04円まで急落した。一巡後はダウ平均が底堅さを横目に141.56−61円まで買い戻された。
ダウ工業株30種平均:同横ばいの16501ドル65セント
ナスダック総合株価指数:同21.37ポイント高の4148.34
10年物米国債利回り:同0.02%低い(価格は高い)2.68%
WTI原油先物6月限:同0.50ドル高の1バレル=101.94ドル
金先物6月限:同6.0ドル高の1トロイオンス=1290.6ドル
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posted by (有)BENプロデュース at 09:59| 市況関連