外為ラボ

（主な米経済指標）　　　　　　　　　　　　＜発表値＞ 　　＜前回発表値＞

4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 3.05　　 　　　 9.24

2月対米証券投資動向

短期債を除く流入額　 　　 ▲178億ドル 　 257億ドル

短期債を含む流入額　 　　　 　 536億ドル　 　 1168億ドル・改

4月全米ホームビルダー協会（ＮＡＨＢ）住宅市場指数

42　　　　 44


・ドル円は3日続落。米財務省が前週末に公表した為替報告書が円安進行をけん制したと受け止められ、積極的な買いが手控えられた。4月米ＮＹ連銀製造業景気指数などこの日発表の米経済指標が軒並み予想より弱い内容となると、米国株相場が大幅に下落。投資家が「リスク・オフ」の動きを強め円買い・ドル売りが膨らんだ。金相場の急落で、豪ドル円や南アフリカランド円など資源国のクロス円が下落したことも相場の重しとなり、アジア時間の安値97.55円を下抜けると一時96.35円まで下げ足を速めた。

　ボストンマラソンのゴール付近で爆発が2回発生したと伝わると、米国株価の下落とともにドル円やクロス円にも売りが広がった。

・ユーロドルは3営業日ぶりに反落。前週末の安値1.3036ドルが目先サポートとして意識されたほか、市場では「1.3020ドルから1.29ドル台後半にかけては買い注文が観測されている」との指摘があり一時1.3108ドル付近まで持ち直す場面があった。ただ、そのあとは米国株安やユーロ円の急落につれたユーロ売り・ドル買いが出て、一時1.3022ドルまで値を下げた。コモディティ価格の急落に伴って資源国通貨売り・ドル買いが強まった影響も受けた。

・ユーロ円は大幅に3日続落。しばらくは128.00円を挟んだもみ合いの展開が続いていたが、米国株の下落をきっかけにリスク回避目的の円買い・ユーロ売りが膨らんだ。資源国のクロス円の下落につれた面もあり、一時125.65円まで下げ幅を広げた。

ダウ工業株30種平均：同265ドル86セント安の14599ドル20セント

ナスダック総合株価指数：同78.46ポイント安の3216.49

10年物米国債利回り：同0.04％低い(価格は高い)1.68％

ＷＴＩ原油先物5月限：同2.58ドル安の１バレル＝88.71ドル

金先物6月限：同140.3ドル安の１トロイオンス＝1361.1ドル

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　ついに0.1銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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