2013年03月19日
NYマーケット(3/18)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
44 46
・ユーロドルは3営業日ぶりに大幅反落。ユーロ圏財務相会合は15日、キプロス金融支援の条件として同国の銀行預金に課税することを決定。欧州債務危機への警戒感が改めて高まり、アジア時間終盤に2012年12月10日以来の安値となる1.2882ドルまで売り込まれた反動が出た。市場で「キプロスの経済規模を考えれば、ユーロ全般の危機にはつながりにくい」との声も聞かれるなか、2012年12月7日の安値1.2876ドルや200日移動平均線が位置する1.2868ドルをサポートとした買い戻しが進んだ。米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が「キプロスは新しい預金課税の提案を準備している」と報じ、金融支援の条件が変更されキプロスを巡る不安が和らぐとの見方が相場を支えたほか、ダウ平均が100ドル超安からプラス圏に浮上するにつれて一時1.2996ドルまで値を上げた。
ただ、1.3000ドル手前で上値の重さが確認されると、ダウ平均が再び軟調に推移した影響から1.2920ドル台まで失速した。もっとも、ギリシャ財務省筋の話として「キプロスに関するユーロ圏財務相会合が終了し、銀行預金への課徴金で一段の柔軟性を認める」「ユーログループは10万ユーロ未満の預金を保護すべきとキプロスに提言へ」「キプロス議会は銀行預金への課徴金に関する法案の採決を予定通り19日に実施へ」などと伝わると、投資家心理が改善する形で底堅く推移した。
なお、ユーロ圏財務相会合は「キプロスは小口預金者への課税条件を緩和する」「キプロスの預金課税は1回限りと再確認」などの声明を発表した。また、当局者の話として「ユーロ圏財務相は10万ユーロ超の預金額には15.6%課税することを支持する」と伝わった。
・ユーロ円は大幅続落。キプロス問題を懸念したアジア時間の急落に対してショートカバーが進んだ。WSJの報道などを手掛かりに投資家のリスク回避姿勢がやや後退したうえ、欧州株や時間外のダウ先物、スペイン・イタリア国債が下げ幅を縮小したことも支援材料となり、121円台後半から123.37円まで大きく値を戻した。ニューヨーク時間では、ダウ平均が100ドル超安から上げに転じるにつれて123.97円まで買い戻された。ダウ平均が再び下落すると123.00円を割り込む場面が見られたが、ユーロ圏財務相会合がキプロスの小口預金者への負担軽減に前向きな姿勢を示したため、下値は限られた。
・ドル円は3日続落。ユーロ円などクロス円が買い戻された流れに沿った。時間外の米長期金利が低下幅を縮め、日米金利差縮小に歯止めが掛かったことも相場を支え、94円台半ばから95円台を回復した。ニューヨーク時間では、ダウ平均が上げに転じるにつれて15日の終値95.26円を上抜け、95.61円まで持ち直した。ただ、ダウ平均が再び下落した影響から上値が切り下がった。
ダウ工業株30種平均:同62ドル05セント安の14452ドル06セント
ナスダック総合株価指数:同11.48ポイント安の3237.59
10年物米国債利回り:同0.04%低い(価格は高い)1.95%
WTI原油先物4月限:同0.29ドル高の1バレル=93.74ドル
金先物4月限:同12.0ドル高の1トロイオンス=1604.6ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
FX業界初!提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTRADE
3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
44 46
・ユーロドルは3営業日ぶりに大幅反落。ユーロ圏財務相会合は15日、キプロス金融支援の条件として同国の銀行預金に課税することを決定。欧州債務危機への警戒感が改めて高まり、アジア時間終盤に2012年12月10日以来の安値となる1.2882ドルまで売り込まれた反動が出た。市場で「キプロスの経済規模を考えれば、ユーロ全般の危機にはつながりにくい」との声も聞かれるなか、2012年12月7日の安値1.2876ドルや200日移動平均線が位置する1.2868ドルをサポートとした買い戻しが進んだ。米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が「キプロスは新しい預金課税の提案を準備している」と報じ、金融支援の条件が変更されキプロスを巡る不安が和らぐとの見方が相場を支えたほか、ダウ平均が100ドル超安からプラス圏に浮上するにつれて一時1.2996ドルまで値を上げた。
ただ、1.3000ドル手前で上値の重さが確認されると、ダウ平均が再び軟調に推移した影響から1.2920ドル台まで失速した。もっとも、ギリシャ財務省筋の話として「キプロスに関するユーロ圏財務相会合が終了し、銀行預金への課徴金で一段の柔軟性を認める」「ユーログループは10万ユーロ未満の預金を保護すべきとキプロスに提言へ」「キプロス議会は銀行預金への課徴金に関する法案の採決を予定通り19日に実施へ」などと伝わると、投資家心理が改善する形で底堅く推移した。
なお、ユーロ圏財務相会合は「キプロスは小口預金者への課税条件を緩和する」「キプロスの預金課税は1回限りと再確認」などの声明を発表した。また、当局者の話として「ユーロ圏財務相は10万ユーロ超の預金額には15.6%課税することを支持する」と伝わった。
・ユーロ円は大幅続落。キプロス問題を懸念したアジア時間の急落に対してショートカバーが進んだ。WSJの報道などを手掛かりに投資家のリスク回避姿勢がやや後退したうえ、欧州株や時間外のダウ先物、スペイン・イタリア国債が下げ幅を縮小したことも支援材料となり、121円台後半から123.37円まで大きく値を戻した。ニューヨーク時間では、ダウ平均が100ドル超安から上げに転じるにつれて123.97円まで買い戻された。ダウ平均が再び下落すると123.00円を割り込む場面が見られたが、ユーロ圏財務相会合がキプロスの小口預金者への負担軽減に前向きな姿勢を示したため、下値は限られた。
・ドル円は3日続落。ユーロ円などクロス円が買い戻された流れに沿った。時間外の米長期金利が低下幅を縮め、日米金利差縮小に歯止めが掛かったことも相場を支え、94円台半ばから95円台を回復した。ニューヨーク時間では、ダウ平均が上げに転じるにつれて15日の終値95.26円を上抜け、95.61円まで持ち直した。ただ、ダウ平均が再び下落した影響から上値が切り下がった。
ダウ工業株30種平均:同62ドル05セント安の14452ドル06セント
ナスダック総合株価指数:同11.48ポイント安の3237.59
10年物米国債利回り:同0.04%低い(価格は高い)1.95%
WTI原油先物4月限:同0.29ドル高の1バレル=93.74ドル
金先物4月限:同12.0ドル高の1トロイオンス=1604.6ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 09:51| 市況関連