2013年02月13日
NYマーケット(2/12)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月米財政収支 28.8億ドルの黒字 2.6億ドルの赤字
・ドル円は反落。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁は12日、「為替は市場で決定されるべき」「為替市場での行動で緊密に協議することを再確認」などの緊急共同声明を発表。「日本の円安政策」を直接批判する文言がなかったこともあり、欧州市場では94.41円の高値までじわりと買われた。ただ、前日の高値94.465円がレジスタンスとして意識されたほか、94.50円に設定されているバリアオプションの防戦売りが厚く上値は限られた。G7当局者の話として「G7声明は誤って解釈された。声明は円の過度な動きに関する懸念を示唆した」「G7は円の一方的なガイダンスを懸念しており、日本はモスクワでのG20会合で焦点となる」と伝わると売りが優勢に。カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁が「G20で円について協議する可能性は大きい」と述べたことも売り材料視され、92.945円まで急落した。
その後、英政府当局者の話として「G7声明は単一の通貨や国についてのものでない」と伝わったことを受けて93.60−63円まで買い戻された。米3年債入札後に米長期金利が上昇幅を拡大し、日米金利差拡大を意識した買いも見られたほか、ダウ平均の上げ幅拡大も下値を支えた。
・ユーロドルは続伸。欧州株や時間外のダウ先物が下落した後、買い戻された流れに沿って欧州市場では1.3364ドルの安値から下値が切り上がった。ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁が「SNBはスイスフランの上限を抑える政策を維持する」「追加的な政策を実施する準備がある」などと語ったことを受けて、ユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位に。前日の高値1.3428ドルを上抜けて目先のストップロスを巻き込み、1.3467ドルまで急ピッチで上げた。市場では「G7緊急共同声明でユーロ高に関する言及がなかったこともユーロ買いを後押しした」との声が聞かれた。その後、円に対してユーロとドルが同時に売られた影響から1.3430ドルを挟んで方向感が定まらなかったが、「ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに向けてドル売りが出た」との指摘があり、1.34755ドルの高値までユーロ高・ドル安が進んだ。
・ユーロ円は反落。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移するなか、ユーロスイスフランの急伸を支えに126.94円まで値を上げた。ただ、G7当局者の見解やカーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁の発言が嫌気され、一転売りが優勢となり125.00円まで急落した。もっとも、英政府当局者の見解やダウ平均の上昇を手掛かりにショートカバーが進むと、125.95−00円まで値を戻した。
ダウ工業株30種平均:同47ドル46セント高の14018ドル70セント
ナスダック総合株価指数:同5.51ポイント安の3186.49
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.96%
WTI原油先物3月限:同0.48ドル高の1バレル=97.51ドル
金先物4月限:同0.5ドル高の1トロイオンス=1649.6ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
FX業界初!提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTRADE
1月米財政収支 28.8億ドルの黒字 2.6億ドルの赤字
・ドル円は反落。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁は12日、「為替は市場で決定されるべき」「為替市場での行動で緊密に協議することを再確認」などの緊急共同声明を発表。「日本の円安政策」を直接批判する文言がなかったこともあり、欧州市場では94.41円の高値までじわりと買われた。ただ、前日の高値94.465円がレジスタンスとして意識されたほか、94.50円に設定されているバリアオプションの防戦売りが厚く上値は限られた。G7当局者の話として「G7声明は誤って解釈された。声明は円の過度な動きに関する懸念を示唆した」「G7は円の一方的なガイダンスを懸念しており、日本はモスクワでのG20会合で焦点となる」と伝わると売りが優勢に。カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁が「G20で円について協議する可能性は大きい」と述べたことも売り材料視され、92.945円まで急落した。
その後、英政府当局者の話として「G7声明は単一の通貨や国についてのものでない」と伝わったことを受けて93.60−63円まで買い戻された。米3年債入札後に米長期金利が上昇幅を拡大し、日米金利差拡大を意識した買いも見られたほか、ダウ平均の上げ幅拡大も下値を支えた。
・ユーロドルは続伸。欧州株や時間外のダウ先物が下落した後、買い戻された流れに沿って欧州市場では1.3364ドルの安値から下値が切り上がった。ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁が「SNBはスイスフランの上限を抑える政策を維持する」「追加的な政策を実施する準備がある」などと語ったことを受けて、ユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位に。前日の高値1.3428ドルを上抜けて目先のストップロスを巻き込み、1.3467ドルまで急ピッチで上げた。市場では「G7緊急共同声明でユーロ高に関する言及がなかったこともユーロ買いを後押しした」との声が聞かれた。その後、円に対してユーロとドルが同時に売られた影響から1.3430ドルを挟んで方向感が定まらなかったが、「ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに向けてドル売りが出た」との指摘があり、1.34755ドルの高値までユーロ高・ドル安が進んだ。
・ユーロ円は反落。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移するなか、ユーロスイスフランの急伸を支えに126.94円まで値を上げた。ただ、G7当局者の見解やカーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁の発言が嫌気され、一転売りが優勢となり125.00円まで急落した。もっとも、英政府当局者の見解やダウ平均の上昇を手掛かりにショートカバーが進むと、125.95−00円まで値を戻した。
ダウ工業株30種平均:同47ドル46セント高の14018ドル70セント
ナスダック総合株価指数:同5.51ポイント安の3186.49
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.96%
WTI原油先物3月限:同0.48ドル高の1バレル=97.51ドル
金先物4月限:同0.5ドル高の1トロイオンス=1649.6ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 08:54| 市況関連