外為ラボ

（主な米経済指標）　　　　　　　　　　　　　　＜発表値＞　　　　　　　＜前回発表値＞

1月米消費者態度指数（ミシガン大調べ、速報値）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　71.3　　　　　　 　　　72.9

・ユーロドルは反落。欧州株先物が高く始まったことが買いを誘い、欧州時間序盤には1.33985ドルまで値を上げた。ただ、14日の高値1.3404ドルが上値の目処として意識されたほか、市場では「1.3400ドルにはまとまった規模の売り注文が観測されている」との指摘あり、頭の重さが次第に嫌気された。スイスが実質的なマイナス金利を適用していることを背景に、足もとで急伸したユーロスイスフランが週末要因の利食い売りに押されると、つれる形で1.33335ドルまで値を下げた。アジア中銀の買いに下値を支えられる場面もあったが、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）フィキシング（日本時間22時15分）やロンドン16時（日本時間1時）のフィキシングに絡んだユーロ売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、1.3280ドルまで再び下げた。

　ただ、前日の安値1.32695ドルが下値の目処として意識されると、ロンドンフィキシング通過後は売り圧力が後退。米共和党のキャンター下院院内総務が「下院は来週、連邦債務の法定上限を3カ月遅らせる法案を可決する見通し」と発言したことを手掛かりにダウ平均が底堅く推移すると、投資家心理の改善を意識した買い戻しが進み1.3330−33ドルまで値を戻した。

・ドル円は続伸。米国の3連休や21−22日の日銀金融政策決定会合を控えて、利益確定や持ち高調整の売りが先行した。欧州時間には89.67−70円まで値を下げた。ただ、アジア時間につけた日通し安値89.635円をサポートとした買いに下値を支えられると、次第にユーロ絡みの取引が中心となり90.00円前後で方向感を欠いた。ダウ平均が引けにかけて50ドル超上昇すると円売り・ドル買いが散見され、90.10−13円までじり高となった。

ダウ工業株30種平均：同53ドル68セント高の13649ドル70セント

ナスダック総合株価指数：同1.30ポイント安の3134.71

10年物米国債利回り：同0.04％低い(価格は高い)1.84％

ＷＴＩ原油先物2月限：同0.07ドル高の１バレル＝95.56ドル

金先物2月限：同3.8ドル安の１トロイオンス＝1687.0ドル

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.11銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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