外為ラボ

（主な米経済指標）　　　　　 　　 ＜発表値＞　　 ＜前回発表値＞

7−9月期米GDP確定値
前期比年率　　　　 　　　　 　　　　　3.1％　　　　　　　　2.7％

前週分の米新規失業保険申請件数 36万1000件　34万4000件・改

12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 8.1　 　　　　　　▲10.7

11月米中古住宅販売件数
前月比　　　　　　　 　　　　 　　　　　5.9％ 　　　　　　1.5％・改
年率換算件数　　　　　 　 　　　　　504万件 　 　　　476万件・改

10月米住宅価格指数　　　　　　　 　0.5％ 　　　　　0.0％・改

11月米景気先行指標総合指数　　 ▲0.2％　 　　　　0.3％・改

・ドル円はほぼ横ばい。アジア市場では、日銀による追加金融緩和の内容がほぼ予想通りだったことから、「材料出尽くし」として利益確定の売りが強まり一時83.86円まで下落した。ただ、そのあとは徐々に買い戻しが優勢に。7−9月期米国内総生産（ＧＤＰ）確定値や12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、11月米中古住宅販売件数が市場予想を上回り、米景気持ち直し期待から円売り・ドル買いが出た。日銀が物価目標を1月に導入するとの観測から、「円安傾向は続く」とみる向きも多く一時84.46円まで値を上げた。

・ユーロドルは上昇したものの上値は重かった。欧州債務危機への懸念が後退するなか、アジア時間早朝までの下落に対するショートカバーが先行。予想を上回る米ＧＤＰをきっかけに、市場のリスク選好度が高まるとユーロ買い・ドル売りが活発化し一時1.3295ドルまで上げた。ただ、そのあとは前日の高値1.33085ドルをバックに戻りを売る動きが出たため、上値を切り下げた。オセアニア通貨などに対してドル買いが強まった影響も受けて、一時1.3213−16ドルまで下押しした。

ダウ工業株30種平均：同59ドル75セント高の13311ドル72セント

ナスダック総合株価指数：同6.02ポイント高の3050.39

10年物米国債利回り：同0.01％低い(価格は高い)1.79％

ＷＴＩ原油先物2月限：同0.15ドル高の１バレル＝90.13ドル

金先物2月限：同21.8ドル安い１トロイオンス＝1645.9ドル

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.11銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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