2012年12月13日
NYマーケット(12/12)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比) 6.2% 4.5%
11月米輸入物価指数(前月比) ▲0.9% 0.3%・改
米連邦公開市場委員会(FOMC)、政策金利
0.0%−0.25%に据え置き 0.0%−0.25%
11月米財政収支 1721億ドルの赤字 1200億ドルの赤字
・ドル円は大幅続伸。83.00円に設定されていたバリアオプションの突破を狙った仕掛け的な買いが先行した。7日の高値82.835円や11月22日の高値82.84円を上抜けて上昇に弾みがつき、欧州時間には82.94円まで値を上げた。ただ、83.00円に接近した場面では防戦売りも厚く、82.90円前後で売買が交錯する神経質な値動きがしばらく続いた。その後、仕掛け的な買いが改めて持ち込まれると、バリアオプションを突破してストップロスを巻き込み83.20円まで値を伸ばした。
米連邦準備理事会(FRB)は11−12日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「ツイスト・オペ終了後に月間450億ドルの長期国債を購入」「月間400億ドルのMBS購入を継続」「少なくとも今後1−2年のインフレ見通しが2.5%以上とならず、失業率が6.5%を上回る限り、異例の低金利が適切となると予想」「資産購入プログラムが終了し、景気回復が強化された後も、金融政策の非常に緩和的なスタンスをかなりの期間維持することが適切であると予想」などの見解が示された。FRBの金融緩和が強化されたとして一時82.90−93円まで下押ししたが、ダウ平均の上げ幅拡大やクロス円の上昇につれて再び買われる展開に。米長期金利の上昇幅拡大も支援材料となり、4月2日以来の高値となる83.30円まで強含んだ。
バーナンキFRB議長は定例記者会見で「失業率の数値基準は2015年半ばまで達成されないと予想」「刺激策の規模はほぼ同じ」「財政の崖が起これば、FOMCは刺激策を増大させる可能性」「FRBは『財政の崖』からの転落による影響を相殺する手段を有していない」などと語った。「財政の崖」に対する警戒感からダウ平均が上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈むにつれてクロス円が失速すると、ドル円もやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは3日続伸。欧州株やスペイン国債の上昇を手掛かりに、欧州時間から買いが広がった。中東勢からユーロ買いが持ち込まれたタイミングで、一時1.3053ドルまで値を伸ばした。買いが一巡するとFOMCの結果公表を前に様子見気分が強まったうえ、円絡みの取引が中心となり1.3040ドル前後で値動きが細った。ただ、ベルルスコーニ前イタリア首相の発言をきっかけに買いが再開。FRBの金融緩和強化もユーロ買い・ドル売りを後押しし1.3098ドルまで値を伸ばした。その後、1.3100ドルに観測されている売り注文をバックに戻り売りが出たうえ、ダウ平均がマイナス圏に沈んだことが嫌気され1.3060ドル台まで失速した。
ダウ工業株30種平均:同2ドル99セント安の13245ドル45セント
ナスダック総合株価指数:同8.49ポイント安の3013.81
10年物米国債利回り:同0.04%高い(価格は安い)1.69%
WTI原油先物1月限:同0.98ドル高の1バレル=86.77ドル
金先物2月限:同8.3ドル高の1トロイオンス=1717.9ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
FX業界初!提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTRADE
MBA住宅ローン申請指数(前週比) 6.2% 4.5%
11月米輸入物価指数(前月比) ▲0.9% 0.3%・改
米連邦公開市場委員会(FOMC)、政策金利
0.0%−0.25%に据え置き 0.0%−0.25%
11月米財政収支 1721億ドルの赤字 1200億ドルの赤字
・ドル円は大幅続伸。83.00円に設定されていたバリアオプションの突破を狙った仕掛け的な買いが先行した。7日の高値82.835円や11月22日の高値82.84円を上抜けて上昇に弾みがつき、欧州時間には82.94円まで値を上げた。ただ、83.00円に接近した場面では防戦売りも厚く、82.90円前後で売買が交錯する神経質な値動きがしばらく続いた。その後、仕掛け的な買いが改めて持ち込まれると、バリアオプションを突破してストップロスを巻き込み83.20円まで値を伸ばした。
米連邦準備理事会(FRB)は11−12日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「ツイスト・オペ終了後に月間450億ドルの長期国債を購入」「月間400億ドルのMBS購入を継続」「少なくとも今後1−2年のインフレ見通しが2.5%以上とならず、失業率が6.5%を上回る限り、異例の低金利が適切となると予想」「資産購入プログラムが終了し、景気回復が強化された後も、金融政策の非常に緩和的なスタンスをかなりの期間維持することが適切であると予想」などの見解が示された。FRBの金融緩和が強化されたとして一時82.90−93円まで下押ししたが、ダウ平均の上げ幅拡大やクロス円の上昇につれて再び買われる展開に。米長期金利の上昇幅拡大も支援材料となり、4月2日以来の高値となる83.30円まで強含んだ。
バーナンキFRB議長は定例記者会見で「失業率の数値基準は2015年半ばまで達成されないと予想」「刺激策の規模はほぼ同じ」「財政の崖が起これば、FOMCは刺激策を増大させる可能性」「FRBは『財政の崖』からの転落による影響を相殺する手段を有していない」などと語った。「財政の崖」に対する警戒感からダウ平均が上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈むにつれてクロス円が失速すると、ドル円もやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは3日続伸。欧州株やスペイン国債の上昇を手掛かりに、欧州時間から買いが広がった。中東勢からユーロ買いが持ち込まれたタイミングで、一時1.3053ドルまで値を伸ばした。買いが一巡するとFOMCの結果公表を前に様子見気分が強まったうえ、円絡みの取引が中心となり1.3040ドル前後で値動きが細った。ただ、ベルルスコーニ前イタリア首相の発言をきっかけに買いが再開。FRBの金融緩和強化もユーロ買い・ドル売りを後押しし1.3098ドルまで値を伸ばした。その後、1.3100ドルに観測されている売り注文をバックに戻り売りが出たうえ、ダウ平均がマイナス圏に沈んだことが嫌気され1.3060ドル台まで失速した。
ダウ工業株30種平均:同2ドル99セント安の13245ドル45セント
ナスダック総合株価指数:同8.49ポイント安の3013.81
10年物米国債利回り:同0.04%高い(価格は安い)1.69%
WTI原油先物1月限:同0.98ドル高の1バレル=86.77ドル
金先物2月限:同8.3ドル高の1トロイオンス=1717.9ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 09:20| 市況関連