2012年12月10日
NYマーケット(12/7)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米雇用統計
失業率 7.7% 7.9%
非農業部門雇用者数変化 14万6000人 13万8000人・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値 74.5 82.7
10月米消費者信用残高 142億ドル 122億ドル・改
・ドル円は小幅反発。米労働省が7日発表した11月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比14万6000人増と市場予想平均の前月比8万6000人増を上回った。失業率も7.7%と市場予想平均の7.9%より強く、米労働市場の改善が示されたとして82.835円まで急伸した。時間外のダウ先物や米長期金利の急上昇も相場を支えた。
ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。市場では「11月22日の高値82.84円が上値の目処となる」「83.00円に設定されているバリアオプションの防戦売りが厚い」との指摘があり頭の重さが確認されると、12月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が74.5と市場予想平均の82.0程度を下回ったことをきっかけに利食い売りや戻り売りが強まった。米共和党のベイナー下院議長が「財政の崖に関して報告すべき進展はない」などと語ったことも嫌気され、82.22−25円まで急ピッチで下げた。
もっとも、三陸沖での地震発生に伴う津波警報発令を嫌気して欧州時間につけた日通し安値82.175円が目先のサポートとなり下げ止まると、ダウ平均が引けにかけて80ドル超上昇したことも支えとなり82.49−52円までじり高となった。
・ユーロドルは3日続落。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が高まるなか、欧州時間には独連銀が2013年独国内総生産(GDP)見通しを下方修正した。10月独鉱工業生産も予想を下回り、独景気減速懸念が高まったことが売り材料とみなされた。
ECB理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁が7日、「木曜日の政策会合では政策金利について非常に真剣な協議が行われた」「状況が改善しなければ、来年に金利を変更するとの予想は可能だ」などと述べたうえ、関係者の話として「ECB理事会の過半数が利下げを支持」と伝わると、さらに売られる展開に。11月米雇用統計が予想より強い内容となり、欧米の景況感格差を意識したユーロ売り・ドル買いも出て1.2876ドルまで下げ幅が広がった。
ただ、米労働市場の改善を好感して欧州株や時間外のダウ先物が持ち直したため、売り一巡後は1.29ドル台を回復した。マーケットニュースインターナショナル(MNI)が「ECB理事会の大半が利下げを望んだが、ドラギECB総裁やバイトマン独連銀総裁、クーレECB理事、アスムッセンECB理事が阻止した」と報じ、過度な利下げ観測が後退すると1.2950−53ドルまで買い戻された。
もっとも、一目均衡表雲の上限が位置する1.2959ドルが戻りの目処として意識されると、終盤にかけて1.2919−22ドルまでじり安となった。
ダウ工業株30種平均:同81ドル09セント高の13155ドル13セント
ナスダック総合株価指数:同11.23ポイント安の2978.04
10年物米国債利回り:同0.04%高い(価格は安い)1.62%
WTI原油先物1月限:同0.33ドル安の1バレル=85.93ドル
金先物2月限:同3.7ドル高の1トロイオンス=1705.5ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
FX業界初!提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTRADE
11月米雇用統計
失業率 7.7% 7.9%
非農業部門雇用者数変化 14万6000人 13万8000人・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値 74.5 82.7
10月米消費者信用残高 142億ドル 122億ドル・改
・ドル円は小幅反発。米労働省が7日発表した11月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比14万6000人増と市場予想平均の前月比8万6000人増を上回った。失業率も7.7%と市場予想平均の7.9%より強く、米労働市場の改善が示されたとして82.835円まで急伸した。時間外のダウ先物や米長期金利の急上昇も相場を支えた。
ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。市場では「11月22日の高値82.84円が上値の目処となる」「83.00円に設定されているバリアオプションの防戦売りが厚い」との指摘があり頭の重さが確認されると、12月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が74.5と市場予想平均の82.0程度を下回ったことをきっかけに利食い売りや戻り売りが強まった。米共和党のベイナー下院議長が「財政の崖に関して報告すべき進展はない」などと語ったことも嫌気され、82.22−25円まで急ピッチで下げた。
もっとも、三陸沖での地震発生に伴う津波警報発令を嫌気して欧州時間につけた日通し安値82.175円が目先のサポートとなり下げ止まると、ダウ平均が引けにかけて80ドル超上昇したことも支えとなり82.49−52円までじり高となった。
・ユーロドルは3日続落。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が高まるなか、欧州時間には独連銀が2013年独国内総生産(GDP)見通しを下方修正した。10月独鉱工業生産も予想を下回り、独景気減速懸念が高まったことが売り材料とみなされた。
ECB理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁が7日、「木曜日の政策会合では政策金利について非常に真剣な協議が行われた」「状況が改善しなければ、来年に金利を変更するとの予想は可能だ」などと述べたうえ、関係者の話として「ECB理事会の過半数が利下げを支持」と伝わると、さらに売られる展開に。11月米雇用統計が予想より強い内容となり、欧米の景況感格差を意識したユーロ売り・ドル買いも出て1.2876ドルまで下げ幅が広がった。
ただ、米労働市場の改善を好感して欧州株や時間外のダウ先物が持ち直したため、売り一巡後は1.29ドル台を回復した。マーケットニュースインターナショナル(MNI)が「ECB理事会の大半が利下げを望んだが、ドラギECB総裁やバイトマン独連銀総裁、クーレECB理事、アスムッセンECB理事が阻止した」と報じ、過度な利下げ観測が後退すると1.2950−53ドルまで買い戻された。
もっとも、一目均衡表雲の上限が位置する1.2959ドルが戻りの目処として意識されると、終盤にかけて1.2919−22ドルまでじり安となった。
ダウ工業株30種平均:同81ドル09セント高の13155ドル13セント
ナスダック総合株価指数:同11.23ポイント安の2978.04
10年物米国債利回り:同0.04%高い(価格は安い)1.62%
WTI原油先物1月限:同0.33ドル安の1バレル=85.93ドル
金先物2月限:同3.7ドル高の1トロイオンス=1705.5ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 08:35| 市況関連