2012年12月04日
NYマーケット(12/3)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米ISM製造業景気指数 49.5 51.7
10月米建設支出(前月比) 1.4% 0.5%・改
・ユーロドルは4日続伸。市場で「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂が広がりユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位となった。「スペインは欧州連合(EU)に対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道も買い材料とみなされ、一時1.3075ドルまで値を伸ばした。ただ、「スペインの銀行支援要請は新味に乏しい」「スペインの全面支援要請と誤解して買いを進めた向きもいた」との声も聞かれ、買いは長続きしなかった。「23時前に発表された11月米製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.8と市場予想平均の52.1を上回ったことがユーロ売り・ドル買いを促した」との指摘もあり、1.3033−36ドルまで失速した。
その後、11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が49.5と市場予想平均の51.5を下回ったことがわかると、ユーロ買い・ドル売りが再開した。「ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに向けたユーロ買いが観測された」との声もあり、10月22日以来の高値となる1.3076ドルまで値を上げた。もっとも、ダウ平均が下げに転じ軟調に推移すると、投資家がリスクを取りにくくなるとして1.3050ドル付近まで上値が切り下がった。
なお、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)は3日、「ユーログループは13日にギリシャ支援についての協議を再開する」「年末か来年初めにユーログループ議長を退任する」などと語ったが市場の反応は薄かった。
・ドル円は反落。アジア時間早朝の安値82.26円や前週末の安値82.04円を下抜けてストップロスを巻き込み、一時81.99円まで下げ足を速めた。ただ、クロス円の買い戻しが相場を支えたほか、米長期金利の上昇に伴う日米金利差拡大を見込んだ買いも見られ、82.35−38円まで値を戻した。11月米製造業PMIが予想を上回ったことも買い材料視された面があった。もっとも、11月米ISM製造業景気指数が予想より弱い結果となったため、米長期金利の上昇幅縮小とともに82.20円付近までじり安となった。
ダウ工業株30種平均:同59ドル98セント安の12965ドル60セント
ナスダック総合株価指数:同8.04ポイント安の3002.20
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.62%
WTI原油先物1月限:同0.18ドル高の1バレル=89.09ドル
金先物2月限:同8.4ドル高の1トロイオンス=1721.1ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
FX業界初!提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTRADE
11月米ISM製造業景気指数 49.5 51.7
10月米建設支出(前月比) 1.4% 0.5%・改
・ユーロドルは4日続伸。市場で「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂が広がりユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位となった。「スペインは欧州連合(EU)に対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道も買い材料とみなされ、一時1.3075ドルまで値を伸ばした。ただ、「スペインの銀行支援要請は新味に乏しい」「スペインの全面支援要請と誤解して買いを進めた向きもいた」との声も聞かれ、買いは長続きしなかった。「23時前に発表された11月米製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.8と市場予想平均の52.1を上回ったことがユーロ売り・ドル買いを促した」との指摘もあり、1.3033−36ドルまで失速した。
その後、11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が49.5と市場予想平均の51.5を下回ったことがわかると、ユーロ買い・ドル売りが再開した。「ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに向けたユーロ買いが観測された」との声もあり、10月22日以来の高値となる1.3076ドルまで値を上げた。もっとも、ダウ平均が下げに転じ軟調に推移すると、投資家がリスクを取りにくくなるとして1.3050ドル付近まで上値が切り下がった。
なお、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)は3日、「ユーログループは13日にギリシャ支援についての協議を再開する」「年末か来年初めにユーログループ議長を退任する」などと語ったが市場の反応は薄かった。
・ドル円は反落。アジア時間早朝の安値82.26円や前週末の安値82.04円を下抜けてストップロスを巻き込み、一時81.99円まで下げ足を速めた。ただ、クロス円の買い戻しが相場を支えたほか、米長期金利の上昇に伴う日米金利差拡大を見込んだ買いも見られ、82.35−38円まで値を戻した。11月米製造業PMIが予想を上回ったことも買い材料視された面があった。もっとも、11月米ISM製造業景気指数が予想より弱い結果となったため、米長期金利の上昇幅縮小とともに82.20円付近までじり安となった。
ダウ工業株30種平均:同59ドル98セント安の12965ドル60セント
ナスダック総合株価指数:同8.04ポイント安の3002.20
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.62%
WTI原油先物1月限:同0.18ドル高の1バレル=89.09ドル
金先物2月限:同8.4ドル高の1トロイオンス=1721.1ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 0.12銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 08:25| 市況関連