外為ラボ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回　　　予想　　　結果
10月ISM非製造業総合景況指数　55.1　　　54.5　　　54.2

・ユーロドルは3日続落。欧州株やスペイン国債の下落がリスク回避的な売りを促し、欧州時間には10月1日の安値1.28035ドルを下抜け1.2778ドルまで下げ足を速めた。市場では「アジア系ソブリンの買いが観測された」との指摘があったほか、1.2775ドルに観測されているバリアオプションの防戦買いが入りいったん値を戻したが、ＮＹ勢から売りが持ち込まれるとバリアオプションを突破した。9月11日以来の安値となる1.2767ドルまで下押しした。もっとも、6日に米大統領選の投開票を控えて様子見気分を強める参加者も多いなか、さらに売りを進める材料も見当たらず1.2785ドル前後で次第に値動きが細った。

・ドル円は4営業日ぶりに反落。欧州株安を嫌気したクロス円の下落や米長期金利の低下が重しとなり、欧州時間には80.20円まで値を下げたが、その後しばらく80.25円前後での持ち高調整が続いた。10月米サプライマネジメント協会(ＩＳＭ）非製造業指数は54.2と市場予想平均の54.5を下回ったが、ほぼ市場予想の範囲内だったため目立った反応は見られなかった。

　ロンドン16時（日本時間25時）のフィキシングに絡んだ売りが持ち込まれると、一時80.15円まで再び下げた。ただ、前週末の安値80.11円をサポートとしたショートカバーが入ったうえ、ダウ平均が引けにかけてプラス圏を回復したことを支えに80.29−32円まで値を戻した。

ダウ工業株30種平均：同19ドル28セント高の13112ドル44セント

ナスダック総合株価指数：同17.53ポイント高の2999.66

10年物米国債利回り：同0.03％低い(価格は高い)1.68％

ＷＴＩ原油先物11月限：同0.79ドル高の１バレル＝85.65ドル

金先物12月限：同8.0ドル高の１トロイオンス＝1683.2ドル

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.15銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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