外為ラボ

　　　　　　　　　　　　　　　　前回　　　予想　　　結果
9月耐久財受注（前月比）　-13.1％↑ +7.5％ +9.9％
9月耐久財受注（除輸送用機器）（前月比）　-2.1％↓ +0.9％ +2.0％
新規失業保険申請件数　39.2万件↓ 37.0万件 36.9万件
9月中古住宅販売保留(前月比)　-2.6％ +2.5％ +0.3％

・ドル円は上昇。一時6月25日以来の高値となる80.345円まで値を上げた。日銀が30日の金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切るとの観測から円売り・ドル買いが優勢となった。9月米耐久財受注や前週分の新規失業保険申請件数など一連の米経済指標が予想以上に改善したことを受けて、米景気の鈍化懸念が後退したことも円売り・ドル買いを後押しした。

　もっとも、ニューヨーク市場中盤に「格付け会社フィッチが米国の格付け『ＡＡＡ』を引き下げる」との噂が出回り、相場の上値を抑える場面があった。「80円台では日本の輸出企業の円買い・ドル売り注文が厚い」との声も聞かれ、一時79.94−97円まで下押しした。

・ユーロドルは3日続落。欧州市場では、一時1.30235ドルまで値を上げたものの頭は重かった。7−9月期英国内総生産（ＧＤＰ）速報値が市場予想を上回ったことをきっかけにユーロ安・ポンド高が進むと、対ドルでもユーロ売りが強まった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がＢＮＰパリバなど複数の仏銀行の格付け・格付け見通しを引き下げたことや、フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）が「ギリシャ議会はギリシャ民主左派の反対などで支援条件に合意することが出来なかった」と報じたこともユーロの重し。

　米国株の取引終了後に発表されたアップルの決算内容が嫌気されて、時間外の米株価指数先物が下落すると一時1.2927ドルまで下げ幅を広げた。

ダウ工業株30種平均：同26ドル34セント高の13103ドル68セント

ナスダック総合株価指数：同4.42ポイント高の2986.12

10年物米国債利回り：同0.03％高い（価格は安い）1.82％

ＷＴＩ原油先物12月限：同0.32ドル高の１バレル＝86.05ドル

金先物12月限：同11.4ドル高い１トロイオンス＝1713.0ドル

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.15銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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