外為ラボ

　　　　　　　　　　　　前回　　予想　　結果
9月CPI（前年比）　+1.7％ +1.9％ +2.0％
9月CPIコア（除食品・エネ）（前年比）　+1.9％ +2.0％ +2.0％

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.15銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
FX業界初！提示レート少数点以下4桁表示のSBI FXTARDE

・ユーロドルは大幅反発。ゴールドマン・サックスが16日発表した第3四半期決算が良好な内容となり、時間外のダウ先物や欧州株が上げ幅を拡大した。また、独議員らの話として「ドイツはスペインが欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）に予防的与信を求めることにオープンである」と伝わり、欧州債務危機への警戒感が和らいだため買いが優位となった。ダウ平均の100ドル超高も相場を支え、1.30615ドルまで値を伸ばした。

　ただ、5日の高値1.3072ドルが上値の目処として意識されると、売りに押し戻された。「トロイカとギリシャの交渉は賃金改革をめぐる意見の相違から決裂した」「メルケル独首相は18−19日の欧州連合（ＥＵ）首脳会議で債務の共有に取り組むファンロンパイＥＵ大統領の提案を拒否する」と報じられ、欧州債務問題の先行き不透明感が改めて広がったほか、市場では「ロンドン16時（日本時間24時）のフィキシングに向けて売りが出るとの噂も重しとなった」との声が聞かれた。独議員の話として「『ドイツはスペインがＥＳＭに予防的与信を求めることにオープン』との報道は拡大解釈」と伝わったことも嫌気され、1.3014−17ドルまで失速した。

　もっとも、フィキシングを通過すると売り圧力が後退し下値が切り上がった。ダウ平均が130ドル超高までさらに値を上げたうえ、ヴルチス・ギリシャ労働相が「トロイカとギリシャの交渉は決裂」との報道を否定したため1.3050ドル台まで再び強含んだ。国際通貨基金（ＩＭＦ）のトムセン氏やストゥルナラス・ギリシャ財務相がトロイカとギリシャの協議で進展があった旨を示したことも下値を支えた面があった。

ダウ工業株30種平均：同127ドル55セント高の13551ドル78セント

ナスダック総合株価指数：同36.99ポイント高の3101.17

10年物米国債利回り：同0.06％高い（価格は安い）1.72％

ＷＴＩ原油先物11月限：同0.24ドル高の１バレル＝92.09ドル

金先物12月限：同8.7ドル高の１トロイオンス＝1746.3ドル