外為ラボ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回　　　　予想　　　　　　結果
ＭＢＡ住宅ローン申請指数（前週比）　　16.6％　　　　−　　　　-1.2％
8月米卸売在庫（前月比）　　　　　　　　+0.6％　　　+0.4％　　 +0.5％

・ドル円は小幅ながら3日続落。米長期金利の上昇幅拡大をながめ、日米金利差拡大を見込んだ買いが散見された。一時78.375円までじり高となった。ただ、市場では「前日の高値78.44円が上値の目処となる」「78.50円から79.00円にかけて売り注文が断続的に観測されている」との指摘があり、上値の重さが次第に嫌気された。ダウ平均が140ドル超下落しクロス円とともにリスク回避的な売りに押されたほか、米長期金利が低下に転じ低下幅を拡大したことも売りを後押しした。前日の安値78.15円を下抜け78.12円まで下げた。

業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　0.15銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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・ユーロドルは3日続落。欧州株や時間外の米株価指数先物の下げ渋りに伴い、資源国通貨買い・ドル売りがやや強まった影響を受けた。欧州債務問題や世界景気の減速懸念を背景にした「リスク・オフ」の流れから、足もとで売りを進めた参加者が買い戻しに動いた面もあり、1.29135ドルまでじり高となった。その後、ダウ平均の下げ幅拡大が上値を抑えたものの、ドル円の下落につれたユーロ買い・ドル売りが下値を支えたため、1.2900ドル前後で方向感が定まらなかった。

　引け間際には米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がスペインの格付けを「ＢＢＢ＋」から「ＢＢＢ−」に引き下げたと発表。格付け見通しを「ネガティブ」としたほか、「政治的な支援やユーロ圏の支援が弱まれば、スペインの格付けを引き下げる可能性」などの見解を示したため、1.2870ドル台まで下げ足を速めた。

ダウ工業株30種平均：同128ドル56セント安の13344ドル97セント

ナスダック総合株価指数：同13.24ポイント安の3051.78

10年物米国債利回り：同0.04％低い（価格は高い）1.67％

ＷＴＩ原油先物11月限：同1.14ドル安の１バレル＝91.25ドル

金先物12月限：同0.10ドル高の１トロイオンス＝1765.10ドル