2018年02月21日
福岡市でも医療的ケア児保育モデル事業開始になるも・・・。
ついに?!
と、ドキドキしながら告知のページを開いたのですが…、
モデル事業の対象となるのは、公立保育所の一園のみ。
そして、その公立園は自宅からは車で40分以上かかります。
指導監査課からの情報では、基本的には利用するには就労が条件となるようで、募集枠も一般の利用枠内で行うとのこと。
既に一般の入園希望者の一次募集が終わった段階でのこのお知らせ。
年齢によっては既に枠がいっぱいになっているかもしれません。
我が家の場合は、正直遠方すぎて、利用できません。
移動だけで毎日往復一時間半。
しかも就労先を探すとなると、利用保育園の近くで探さなければなりません。
兄弟児がいなければ、まだ何とかなったかもしれませんが、5歳の長男も別の保育園に通っている状況では、現実的には難しいでしょう。
そして、モデル事業の利用人数は、看護師1名体制(2名が交替で勤務)で、看護師が安全に看れる数だけ。
まずは利用申請のポイント順に優先順位が決まり、医療的ケアの頻度や内容によって、受け入れ可能な人数がきまるそう。
福岡市内に保育園を希望している医療的ケア児のほんの一握りしか利用できそうにありません。
今回は「市のためのモデル事業」という雰囲気なので、仕方ないのかもしれませんが、結局次男は来年度一年をまた棒に振りそうです。
子どもの一年と大人の一年では、その重みが違います。
またも、自治体の制度の対象外となってしまうんですか?
医療的ケア児の保育園入園を求める請願の審議で、「もうモデル事業始めたから、医療的ケア児の保育支援はいいでしょ」って思われたらすごく困ります。
これで問題解決したってわけじゃない。
療育センターにも、幼稚園にも保育園にも行けず、一時預かりも使えない医療的ケア児がまだここにいます。
それを「当たり前」だとは絶対に思ってほしくない。
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