2020年06月14日
感染症対策のためのオンライン授業の拡大を
それと並行して、
新型コロナウイルスの影響によって、やむを得ず学校へ行くことができない児童生徒の学びを保証するためオンライン授業が実施されることになりました。
オンライン授業の対象となるのは、
・基礎疾患(本人または家族)があるため登校していない児童生徒
・感染の心配を理由に登校していない児童生徒
となります。
オンライン授業は新型コロナウイルス感染症対策のための緊急措置であり、上記の児童生徒を対象として学習機会の保証を行うものだそうです。
とはいえ、家庭で視聴できるのは現段階では「授業の一部」なので、教室組とオンライン組で格差が出ないように工夫する必要がありそうですね。
でも、自宅に居ながら、教室と同じ速度で学習ができるという点はすばらしいです。
対象を「コロナの影響で学校来れない人」だけにとどめず、
・障害児、医療的ケア児、病児など、通学が困難な人
・一時的な入院などを理由に欠席が続く人
・いじめなどを理由に不登校になった人
などにも拡大できればいいのに。
もちろん、学校における対面指導やお友達とのかかわりを通して人間性を育んだり、知力・体力を身に付けたりすることは大事です。
でも、行きたくてもいけない人が、不利益ばっかり生じていた状態をそのままにしていてはいけないと思う。
今は仕事だってリモートで行う時代。
学校だけにとらわれず、学ぶ場所が選択できるようになれば、子どもたちも親も救われるというケースが増えるかもしれない。
一定の枠は必要だと思うけれど、私がオンライン授業の話を聞いたとき、いろんな可能性が広がるなって嬉しくなった。
コロナをきっかけに、いろんな常識が変わっていく。
これまで学校へ行けなかった子たちが、ちゃんと「義務教育」としての教育をうけられるようになったらいいな。
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