2017年08月20日
保育園入園に関する市からの返事
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↓
「区役所の子育て支援課に電話しました」
区役所からは、「一度上の者と相談してみます」とのことで、返事待ちだったのですが、その翌々日にお返事をいただきました。
区役所の担当の方は、市の子育て未来局へこの件について問い合わせて下さったそうですが、一言でいうと、「医療的ケアが必要な子への支援というのはありません」とのことでした。
現段階では、保育園の入園を希望しても入れないということですか?と質問したところ、
「市の方で看護師を配置するということはできません。」
「もし、保育園側が自分たちで看護師を雇う分には構わないですけど」
…とのこと。
でも、障害児に対しては加配制度などがありますよね?
その制度を使って、保育士ではなく看護師を配置してもらうことはできませんか?
重ねて聞いてみたのですが、
「加配制度は、障害児が園での生活を送るにあたって必要な場合に保育士を加配するもの。看護師は配置できません」
とのこと。
障害児も医療的ケア児も、配慮が必要と言う点では同じだと思うのですが。
どうして保育士はOKで看護師はダメなのか、気持ち的には納得がいかないのですが、「制度」にある以上、担当職員の方はそれ以上どうしようもないのでしょう。
直接市の担当の方と話したわけではないので、はっきりとは言えませんが、伝えられた内容を聞いていて、私はこんな風に感じました。
「ああ、保育園に丸投げしたいんだなぁ・・・」と。
今回のやりとりでは、市は「保育園入園はダメ!」とは言っていません。
でも、保育園や、私たちに対しては一切支援なし。
保育園側が通園させてもいいと言うなら、別に構わないよ。
でも、自分たちで何とかしてね。
2005年の東京都東大和市における「気管切開をしている女児が保育園入園を求める裁判」では、入園を断った市に対して入園を義務付ける地裁判決が出ているのですが、それがふと頭をよぎりました。
市はダメって言った訳じゃないよ。
ダメなのは保育園側の都合でしょ。
こっちの責任じゃないから。
なんていう風に、予防線を張られたんじゃないか・・・って。
・・・勘ぐりたくもなりますよね?
結局、市や区が今できることはないようなので、こちらもそれ以上話すこともできず、話を終えました。
この電話の後、一気にそれまで溜まっていたものが噴出。
一人で声を上げて泣いてしまいました。
そして、その後数日間、プチうつ状態で無気力に…。
でも、使う機会のなかった資料(区や市に対して説明するために作ったものです)を見なおしているうち、やっぱりここであきらめたくないという気持ちになってきました。
やれることは、すべてやってみよう。
次に動き出すための準備を始めました。
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