2022年12月16日
定期的に骨量測定しよう
骨密度は、目で見て実感することのできないものです。
私たちは通常、骨の量の増減を気にして生活してはいません。
「骨の量が減ると、骨折しやすくなるし、骨粗しょう症になりやすくなる」ということは知ってはいても、生活の中であまり気にしていない場合が多いのではないでしょうか?
しかし、あなたの知らないところで、骨の量は確実に減少しているかもしれません。
取り返しのつかない状態になる前に、定期的に、骨密度検査をしておくことをおすすめします。
早いうちに骨量の減少に気づくことができれば、それだけ早く対策をとれます。
骨粗しょう症リスクも減らせます。
骨粗しょう症の人は、骨折が原因で死亡する確率が高いと言われています。
骨粗しょう症は、死に至る病なのです。だからあなどってはいけません。
骨量測定法にはいくつかの種類があります。
それぞれの測定法で、測定原理や測定部位、得られる骨の指標、測定時間、被ばく線量、そして測定精度が違います。
骨量の評価方法には、X線単純写真による判定のほかに、MD法、DIP法、CXD法、SXA法、DXA法、QCT法、超音波法(QUS法)などがあります。
それぞれで特徴が違います。
現在では腰椎のDXA法が骨量測定の標準です。
2000年度版骨粗しょう症診断基準に、診断基準が載っています。
それぞれの検査方法を見ていきましょう。
★MD法(CXD法またはDP法)
手のX線写真をアルミニウムの基準物質(骨量ファントム)と一緒に撮影し、骨と基準物質の濃淡をコンピュータで読み取り、骨量を割り出す方法です。
この方法のメリットとして、
・骨量リスクの予知がある程度可能
・体幹部へのX線被ばくがない
・X線撮影だけなら短時間ですむ
という点が挙げられます。
しかし、この検査では微量な骨量の増減を正確に測定することはできません。
★DXA法(デキサ法)
2種類のエネルギーレベルのX線の透過率の差を利用して骨量を測定する方法です。
腰椎、大たい骨頸部、前腕骨、全身骨が測定対象骨です。
この検査法のメリットとして、
・測定精度が高い
・測定時間が短時間(全身で8分、腰椎なら3分程度)
・放射線の被ばく量がわずか
という点が挙げられます。
腰椎DXAは骨量測定の標準方法です。
骨粗しょう症の診断、経過観察、治療効果の評価に広く用いられています。
★QUS法
踵骨専用の超音波骨密度測定法です。
メリットとして、
・装置が比較的安価
・小型軽量で移動が簡単
・測定時間は1分程度
・X線被ばくの問題がなし
という点が挙げられます。
妊娠中の女性や小児、繰り返し測定が必要な人でも安心して利用できます。
QUS法は、骨量だけではなく、骨の構造や骨質の評価もできるとして注目されています。
超音波伝播速度と超音波減衰率を測定し、総合的な踵骨の指標としてStiffnessが算出されまずが、これは米国FDAによって認められた唯一の超音波骨密度の指標として、全世界で採用された世界標準になっています。
私たちは通常、骨の量の増減を気にして生活してはいません。
「骨の量が減ると、骨折しやすくなるし、骨粗しょう症になりやすくなる」ということは知ってはいても、生活の中であまり気にしていない場合が多いのではないでしょうか?
しかし、あなたの知らないところで、骨の量は確実に減少しているかもしれません。
取り返しのつかない状態になる前に、定期的に、骨密度検査をしておくことをおすすめします。
早いうちに骨量の減少に気づくことができれば、それだけ早く対策をとれます。
骨粗しょう症リスクも減らせます。
骨粗しょう症の人は、骨折が原因で死亡する確率が高いと言われています。
骨粗しょう症は、死に至る病なのです。だからあなどってはいけません。
骨量測定法にはいくつかの種類があります。
それぞれの測定法で、測定原理や測定部位、得られる骨の指標、測定時間、被ばく線量、そして測定精度が違います。
骨量の評価方法には、X線単純写真による判定のほかに、MD法、DIP法、CXD法、SXA法、DXA法、QCT法、超音波法(QUS法)などがあります。
それぞれで特徴が違います。
現在では腰椎のDXA法が骨量測定の標準です。
2000年度版骨粗しょう症診断基準に、診断基準が載っています。
それぞれの検査方法を見ていきましょう。
★MD法(CXD法またはDP法)
手のX線写真をアルミニウムの基準物質(骨量ファントム)と一緒に撮影し、骨と基準物質の濃淡をコンピュータで読み取り、骨量を割り出す方法です。
この方法のメリットとして、
・骨量リスクの予知がある程度可能
・体幹部へのX線被ばくがない
・X線撮影だけなら短時間ですむ
という点が挙げられます。
しかし、この検査では微量な骨量の増減を正確に測定することはできません。
★DXA法(デキサ法)
2種類のエネルギーレベルのX線の透過率の差を利用して骨量を測定する方法です。
腰椎、大たい骨頸部、前腕骨、全身骨が測定対象骨です。
この検査法のメリットとして、
・測定精度が高い
・測定時間が短時間(全身で8分、腰椎なら3分程度)
・放射線の被ばく量がわずか
という点が挙げられます。
腰椎DXAは骨量測定の標準方法です。
骨粗しょう症の診断、経過観察、治療効果の評価に広く用いられています。
★QUS法
踵骨専用の超音波骨密度測定法です。
メリットとして、
・装置が比較的安価
・小型軽量で移動が簡単
・測定時間は1分程度
・X線被ばくの問題がなし
という点が挙げられます。
妊娠中の女性や小児、繰り返し測定が必要な人でも安心して利用できます。
QUS法は、骨量だけではなく、骨の構造や骨質の評価もできるとして注目されています。
超音波伝播速度と超音波減衰率を測定し、総合的な踵骨の指標としてStiffnessが算出されまずが、これは米国FDAによって認められた唯一の超音波骨密度の指標として、全世界で採用された世界標準になっています。
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posted by beautyfocus at 08:46| 美容