2014年05月03日
汗をかくことは健康に良いけどバリア機能の低下で大人ニキビには逆効果?
5月は過しやすいといいますが、数年前から過ごしやすいといえないような気がするのは私だけでしょうか?
5月なのに暑いと感じる日も年々増え、地域によっては夏のような暑さになっているところもあるようです。
汗をかくこと自体は決して悪いことではなく身体や美容、美肌の為にとても良いことですが、汗を放置することは大人ニキビを招く原因になってしまうでしょう。
汗をそのままにしておくと肌のバリア機能が低下し、大人ニキビや吹き出物、炎症、かゆみなどの肌トラブルを起こしてしまいます。
健康な肌は弱酸性を保っているのですが、汗をかいたままにしておくことで肌がアルカリ性に傾いてしまいます。
汗をかいた後のケアを怠ると肌のpH値が乱れてしまうことでバリア機能が低下し、大人ニキビを引き起こしてしまうのです。
知っている方が少ないようですが、肌の表面には腸と同じように善玉菌と悪玉菌がバランスよく住んでおり、肌が弱酸性を保つことで、悪玉菌の増殖を防いでくれています。
汗を放置することにより肌がアルカリ性に傾くと、悪玉菌が増殖し大人ニキビなどの色々な肌トラブルの引き金になってしまうのです。
悪玉菌は大人ニキビを化膿させたり、肌を乾燥させてシワを作ったり肌にとって良いことを行ってくれないようです。
また汗を放っておくと、汗が蒸散する際に肌の潤いまで同時に奪うことによって肌が乾燥してしまいます。
バリア機能の役目
- 1:大人ニキビや肌荒れの原因である雑菌から守ってくれる
- 2:水分保持を正常に保ち、肌の乾燥を防いでくれる
- 3:角質肥厚を防ぎ、毛穴を健やかに保つ
- 4:皮脂分泌のコントロールにより天然の保湿クリームを作ってくれる
- 5:肌荒れを防ぎ、肌の滑らかさを維持
- 6:シワの形成を抑制する
バリア機能の低下は大人ニキビ以外のトラブルや肌の老化までも招いてしまいます。
汗をかいたらこまめにハンカチやタオルでふき取り、肌をアルカリ性に傾けないようにすることが大切です。
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