2024年08月21日
プログラムの開発環境 〜プログラム研究室〜
こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
昨日は寝苦しく、睡眠が浅かったため、朝起きたことをXで報告したのですが、その後、二度寝してしまいました。そのため、本日は、開発の報告はお休みです。その代わりなのですが、JavaScriptの開発環境についてお話ししましょう。
[従来の開発手法]
従来は、HTML内にJavaScriptプログラムを作り、作ったそのプログラムに、本来のロジックと全く関係ないalert関数を要所、要所に配置し、どこまで動作するのか確認するということをしていました。他にできることといったら、alert関数で動いたところの変数が自分が想定したモノかどうかを調べるぐらいでしょうか?
そのため、エラー原因が不明なため、昨日のような不慣れなオブジェクト指向言語での開発は本当に大変です。
[昨日知ったこと]
昨日、正解が不明だったため、JavaScriptでは初めて、Google Chromeのデバッカを利用しました。使用した感想なのですが、EclipseでJavaプログラミングを見るような感覚でデバックすることができました。どこまで動いていて、どの時点ではどのような変数にどんな値が入っているのかビジュアル的に見ることが可能です。昨日はこの機能に助けられました。
オブジェクト指向言語は、手続き型言語と違い、いろいろなクラス、メソッドに飛んでしまいます。まず、自分が想定するメソッドに飛んでいるのかどうか不明だと言うことと、飛んだとしても、正しい動作をしているのかどうか、従来の開発手法では分からないのです。開発の途中からになりますが、非常に助かりました。
[JavaScriptの開発環境]
JavaScriptの開発環境で、Google Chromeについて御紹介しましたが、他にもありました。それは、Javaで利用したことがある、Eclipseです。この開発環境は、最初IBMが開発していたのですが、バージョン3を迎えるころから、開発をEclipse Foundationが引き継ぎ、無償で提供されるようになった開発環境です。Microsoft製品しか使ったことがないという人がいたら、Visual Studioと似ている製品と言ったらいいでしょうか?
[開発環境の重要性]
もし、プログラミング開発を受注する場合、開発環境を選択、熟知した方がいいでしょう?プロジェクトによっては、それ以外の環境しか認めないというプロジェクトがあるからです。
そして、開発環境を使用するようになった場合、その開発環境を熟知しなければなりません。その熟知したレベルが、開発製品の品質、開発スピードを決めるからです。
JavaScriptについては、従来は[JavaScriptの開発環境]で書いたような感じで開発をしてきたのですが、PHPは以前ブログで書いたことがあるように、秀丸でプログラミングし、デバック機能を有効にしたテスト環境で実際に動かしてみて、そのメッセージを見ながら開発をしていました。
Eclipseなどの開発環境を利用していなかった理由は、以前の話になりますが、開発の進捗や品質は、バージョンに影響され、そのバージョンが上がると移行ツールなどを利用しなければならないなどの要件があったからです。しかも、動くプログラミング以外にいろいろな機能と言ったらいいのでしょうか?まっ、自分が望んでもいないいろいろなものが付録としてついてきてしまうのです。その点、秀丸での開発はそんなことがありませんから、今までず〜っと秀丸で開発してきたのです。
そのため、自分のサイトは秀丸で製造していきますが、受注するシステムは、そこは気にする必要はないでしょう?自分の手元から離れれば、もう自分のものではないのですから・・・。
[あとがき]
Javaの開発は、Eclipseがないと開発できないと言っていいぐらい便利なツールです。オブジェクト指向言語であるJavaも、いろいろなクラス、メソッドをまたぐため、ツールがないと開発ができないのです。その双璧をなす、Visual Studioは、個人で購入し利用していたときは、C#、Visual Basicぐらいしか対応していなかった気がしましたが、今調べてみると、いろいろな言語に対応しているようです。どんどんEclipseに似てきているという印象です。個人または小規模開発なら現在は無償で利用できるので、一度試してみるのもいいかもしれません。しかもMicrosoftなら永続的にサポートしてくれそうですしね!
では、また!