こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
本日は、昨日の続きで、Ubuntuのインストール後の設定作業になります。
本日は、下記の項番Aからになります。
Aネットワークの設定
BUbuntuのアップデートの実行
Cネットワークツールのインストール
[Aネットワークの設定−ネットワーク設定ファイルを見つける−]
今回の作業すべて動画に残したのですが、開発環境を一般の方に知られたくなかったため、普段の環境とは違うものを設定しました。そのため、開発環境を最新にするためには、Ubuntuがレポジトリに用意してくれている、最新パッケージをネットワーク経由で取得しなくてはいけません。そのため、ネットワークを再設定しなくてはいけないのですが、意外と大変・・・。理由は、Ubuntuでは、インストラーに入っている設定は、最小限なモノらしく、ifconfigとか通常利用しているコマンドが利用できない。そこで、いろいろ調べ、ネットワークの設定ファイルを直接いじることにしました。手順としては、以下の通りとなります。
まずは、ネットワークを設定しているファイルを開きます。
cd /etc/netplan/***********.yaml
#sudo vi ***********.yaml
設定ファイル名が、「***********.yaml」となっていますが、これは、バージョンにより違うので、以上の記述となっています。それと、Ubuntuでは、「/etc/netplan/」には、***********.yamlファイルしかありませんでした。他の、ディストリビューションでは、Copilotによると、場所とか違うが、拡張子は、yamlだそうです。まっ、find等で見つけるなどして、当該ファイルを探して下さい。
[Aネットワークの設定−ネットワークファイルの設定を変更する−]
次に、特定したファイルをviで表示後、設定していきます。
network:
ethernets:
ens33:
addresses:
- xxxx.xxx.xxx.xxx/xx・・・@
nameservers:
addresses:
- xxx.xxx.xxx.xxx・・・A
search:
- pro2grammer.com
routes:
- to: default
via: xxx.xxx.xxx.xxx・・・B
version: 2
上記がネットワークを設定する拡張子yamlファイルです。表示後は、以下の内容で@、A、Bを修正します。
@当該サーバーのIPアドレスを設定します。
ADNSのネームサーバーのIPアドレスを設定します。
B当該サーバーが所属するデフォルトゲートウェイを設定します。
上記設定後、上記内容を保存し、ネットワークを再起動します。
#sudo systemctl restart systemd-networkd
[BUbuntuのアップデートの実行]
次に、Ubuntuのアップデートを実行します。UbuntuはDebian というディストリビューションから派生した製品です。そのため、以下のコマンドは、Debian系のディストリビューションは、多分同じです。
#sudo apt update
以上のコマンドを実行することにより、リポジトリに公開されている最新のモジュールを利用することができます。
[Cネットワークツールのインストール]
最初にネットワークを修正するのに、普段利用しているコマンドが利用できませんでした。それでは、普段使いのコマンド等を利用するため、パッケージをインストールします。
#sudo apt install net-tools
実はここで苦労しました。理由は、以前は、net-toolsではなく、network-toolsだったらしいのです。Copilotだっけかな?network-toolsをダウンロードして下さいと回答を得てからダウンロード作業を開始したのですが、network-toosがダウンロードできない。そのためダウンロードをしようとしたときの、エラーメッセージを紹介し何回問い合わせても問題が解決できず、結局、2021年1月までしか更新されていない、ChatGPTに聞いたところ、最新のバージョンは、network-toolsではなく、net-toolsだと言う回答を得て問題が解決されました。
Copilotって、インターネットにつながって日々更新されているはずなんですけれどね・・・?よく考えたら、Bardに聞くの忘れている(笑)。
[あとがき]
以上で、システムを構築する前作業は完了です。これから、OSを最適な環境にしてから、EVE、Prototype EVEシステムが動作する環境を構築していきます。
では、また!!!