はなしあいて

親に
まともな常識あれば
良識あるヒトデあれば
しつけとかって要らないでしょ

叱るとか
叩くとか
閉じ込めるとか
断たせるとか
ばちあたえるとか

んなもん
ただのお仕置きなだけで
恐怖心　がんがん植え付けるだけ
そんなふうに
「あなたのため」と言って
しつけだからって
恐怖で抑え込んで
そんな子が　良い子に育つとでも？
どんな思いでいるか知ってる？

ぜんぜん　子供にとっては
意味がないことだよ
その場しのぎで言うこと聞くだけ

「しつけ」というお仕置きの
恐怖から逃れるためだけの
その時だけの
言うこときく子になるわけよ

親が同じように「しつけ」られてきて
恐怖心でお仕置き避けてきたから
「しつけ」は無意味だった
だから
同じように「しつけ」しないと
思い通りのいい子にならないと
思って
その場だけのお仕置きを繰り返す

大昔
鬼のような顔をした母親に
押し入れに入れられた
何をしたのか全く覚えていないが
鬼の顔した母と
暗くて狭い押し入れに入れられたこと
それしか身に染みていなかった

「もうしない」という言葉を
言わされ
それが心から反省して言ったのではなく
早く外に出たかったから
言葉だけそういった
反省もしてなかった
それをしなければ押し入れに入れられずに
済むってことだ
早く出してもらうためのその場しのぎの
謝罪

鬼の顔した母親だけが今も浮かんでくる
そして
その場の雰囲気で押し入れが怖いような
流れになっていたが
押し入れの中が怖かったわけではなかった
と記憶している

「しつけ」って
なんなのよ
親がまともな良識ある人であれば

子供を恐怖で操る必要なんか
なくない？

「あなたのため」って言葉は
自分の子供なのに
その子供を
信用できない親のための言葉