母のところに行くと
ららぽーとの回転ずし
べつに私は寿司が大好きなわけではない
バイキングのお店なんか大好きだ
他にも美味しそうな食べたいものが
たくさんあるのに
私の希望はないのと同じ
回転ずしにしか行かない
母が選ぶものがすべて
私が食べたいものでも
母が嫌いなものは聞こえないかのように
素通りされた
食べたいドーナツをテイクアウトしたくても
母は
「私はそれ甘すぎてまずいからきらい」と
ものすごく嫌な顔をする
私は 母が嫌いなものは食べれないのか?
そんなに嫌そうな顔しなくてもよかろうものの
別に母に 食べろと言ってるわけでもないのに
私のやること言うことは
すべて 否定するんだな
そういえば 昔から
買い物に行っても デパートに行っても
私が欲しいと言ったものは
なにも買ってもらえなかった
おもちゃなどの遊ぶものはもちろん
こういうのが欲しいと言った時に
「今度ね」と言われ続けて
買ってもらうことはなかった
本は 月に1冊くらいは買ってもらったのは
覚えている
いろんなものを
母が選んで与えられてきた
そうやって私は自分の意思のない
何もできない しょうもない人間にされた
よその人に私のことを話すとき母は
「うちは何もできない子でダメなの」
という言い方
ダメな子
その言葉をずっと聞いて育った
すべて 私の意思とは関係なく 母が選んだ
結婚して
苗字を奪われ
嫁だからと 存在を蔑ろにされ
まるでいないように扱われ
都合いいときだけ「娘じゃけえ」と言われ
あとは何をしても否定され
ずっと 私は存在を否定され
人生の半分をもっていかれた気分になってしまった
よく我慢してきたよ
私
母がけっこうな自分本位だってことがわかり
褒められたことのない理由は
私の意思が無視されてたからなんだろうと思う
私は回転ずしよりバイキングが好きなんだ
クリスピークリームドーナツは
甘すぎるから好きなんだ
母と話すと
「かあさん」と自分のことを言う言葉が多発する
昔に話をするときに
「私は」って言葉を連発する人は自分本位わがままだって
聞いたことがあり
母は話してると必ず「かあさんは」を多発する
だから会話がつまらなくなる
親だからと言って
優しくなれません
嫁としても 娘としても 我慢ばかりしてらんない
だから
誰かといることに不自由さを覚える
誰かがいると 自由ではない
自分のために自分の好きなように
生きていく
これからはそうする
人に合わせてばかりの人生はもういらない
まだ遅くはない
気づけたんだから
ずっと 我慢してきて 偉かった
いつもありがとう
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