はなしあいて

中学１年の３学期終わりころ
「仲間はずれ」された

きっかけは小さなことで
受け取り方の問題なんだと思うが
あの時は
標的は誰でもよかったんだと思う
ストレスか解放感か
その的にされて
６人くらいのグループでいつも
つるんでいたが
みんなで優先地に行った翌日から
仲間外れ
そいつらから無視され
放課後に家まで来られて
人気の少ない公園に連れていかれて
ひとりづつ私になんか文句言ってる
きっかけはひとつだけで
あとはこじ付け的なものだなと
心の中で思っていた
生まれて初めてのことで
寒くて
ただ聞いているだけだった

呼び出されて文句言われて
学校ではそいつらが私を無視していただけ
自分的にそのことが
「いじめ」とは受け止めていなくて

なんか仲間外れにされた　くらいの感覚で
悩むこともなく恐れることもなく
ただその状況を受け入れて
無意識に　気丈にしていたみたいだ

そいつらからの仲間外れ無視が
ショックであり
夢ならいいのになと思っていたが
学校はいっさい休まず
ていうか休むとかの選択肢は浮かばず
そいつらの姿がいやだったが
休むことなど鼻から考えなかった
そんだけ
自分に厳しかったのだろうか

具体的に何かしたわけでもなく
故意にいやなことを言ったわけでもない
たぶん
私の言動で気に入らなかったものが
あったんだと思う

そのまま少しの間で３学期は終わり
２年生に上がった

クラス替えを心の中で期待していた
親にさえ　無視されてる話などしなかったが
傷ついていたのか　嫌な奴らとは離れれば嬉しい
少しの期待だけで
張り出されたクラス分けの名前を見ると
そこには
仲間外れに加わっていたたいして仲良くもないやつ
ひとりと同じだった
リーダーのタイプではなくくっついてたやつだ

べつにそいつと話す気もないし
ひとりだけだからすごくラッキーだった
神様にもっと感謝するべきだった何十年も前のこと
ありがとうでした！

最初の日には
リーダー格のくそ女がうちのクラスの
そのひとり一緒になったやつのとこに
わざわざ来て
私と一緒になったんだと話していたようで
リーダーくそ女がこっちを見ながら
「そうなのねーかわいそうにいいいい」と言っていた
それこそ私は無視した

いじめとも言えない園児レベルのものだね
無視するだけで仲間外れだけで
あとは何もないんだから
逆に　ありがとうだね

下っ端のやつなど相手にしないし
たまに２クラス合同の女子だけの授業で
リーダーのもうひとりの
もろに性格歪んでるのがわかってしまった
優等生くそあまが隣のクラスだったため
しかも
班になってしまう組み合わせで
なんでやねんと思ったがしょうがない
そのくそあまが私がとなりになるのを見て
「ぎくっ」とか言い放った
まじで性格悪い　そういうやつって他では良い子で
通ってて　どんだけ根性腐ってるんだろと思った

合同の授業など月に２回くらいだし
その時だけ　こっちも無視だしやりすごす
もともと関係なし　話もする必要ない

そんなんでそいつらの存在もほぼ
どうでもよく
３年生になるとリーダー格のくそ女と仲良かったような
気のするやつ一人とだけ一緒になった
私は運がいいんだなぁ

その一緒になった子は
何もなかったように普通に話しかけてくることがあった
受験する学校の募集に関して
電話かけるからつきあってくれと言われて
学校の公衆電話まで一緒に行って
その学校に一緒に行ってくれと頼まれて
出かけて行った
合格発表も一緒に見に行った
特別なかよくしていたわけではないが
普通に接してきた唯一の子だった
その時に
１年の時に私を呼び出して一人ずつ文句言った中で
その子からは言われた覚えがなかった

４０年も前のことだが
そいつらの顔と名前　忘れてないねえ
いじめも覚悟してやらないと
こっちはずっおまえらのこと忘れてないからな

いじめるほうはとっくに忘れてるだろうが
４０年だろうと５０年だろうと
復讐されることは　あるよね
そっちのほうが　恐ろしいわ
執念て　まじで怖いね

目の前にそいつらいたら
やっぱり　仕返しするのかな
したいね

しても　いいよね

そんなことを思ってる自分

誰も聞いてくれる人いないから
書くくらいいいでしょ