遠い昔のはなしでした
常識非常識な結納のあれこれ
もうそれはどうでもいい
会場となった私の実家
せまい団地に
能面のような議父母が
なぜか配偶者の小学生の甥っ子ふたり連れてきた
結納のあいだ 私の部屋で
私の ファミコンで遊んでおり
行事が済んで家を出る時に
甥っ子兄が
まだ途中だったのか面白かったのか
私の テニスのゲームが
ほしい と言い出した
能面議父母はただ「かえらんと」と
言うだけで様子を見てる
私は ほしい と言っていたことは
聞いてなくて 私が問われることもなかったが
そのすぐあとに
母が 怖い顔をして私を睨みながら
「あげなさい!!」と言った
なんでそんな怖い顔してんだろ
べつに私は
嫌だよ
あげないよ
え〜やだな〜って素振りもしない
言ってもいない
言う暇もなかったのに
まるで私が 嫌がってるかのような
言い方
そして私が 睨まれる
あげたのはいいけど
議父母も 当然のように能面のまま
私の両親は
なんでそんなに 能面じじばばに対して
下手に出てるんだろ
てか
なんで能面ジジババは
そんなに 偉そうなんだろ
母は
いつも
私を睨みながら
さっさとしなさい
こうしなさい
ああしなさい
と、人前で たびたび命令してきた
いまだに
母親に抵抗感があり
素直になれず
優しくなれない
ずっと
母にとっては
「何もできない 不器用な 気の利かない 頭の悪い ダメな私」
そりゃあ 褒められることも ないわな
大昔のお話でした
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