はなしあいて

母親から
日用品や食料品などの入った
宅配が届いた

その中に、私の大好きなお菓子が入っていて
好きなことを知ってか知らずかわからない

「私の大好きなお菓子だ！これすごい美味しいんだよね、嬉しい」
と言ったら

「でもお菓子はたくさん食べちゃだめよ」と
瞬時に返された

いつものことだが
私の言うことに対して否定するのが
とても速い
人の言葉を瞬時に
マイナスに切り返すのだが
それをすべてプラスで言い返せたら
素晴らしいのになと常に思う

また「だめ」と瞬時に否定され
素直に嬉しかった気持ちはつかの間に消えた

これまでに私の言うことに否定せずに
聞き入れたことってあっただろうかと
真剣に思い起こしてみたが
どうしても思い出せない

褒めてもらったことも
本当はあったのかもと記憶を辿るが
どうしても思い出せない

子供の言うことを否定して返すことに
なんか意味があるのか
親としてダメだと決めつけている自分の子供が
正しいことを言うわけがないと思っているのかもしれない

「あんたはダメだから」
「あんたホントに何もできない」
「あんたは色が黒いんだから」
「あんたは頭が悪いんだから」
「あんたは何も言えないから」

なんとまぁ、書いてて気分が重くなる
こんなことしか言われてこなかったのかな
本当にそうなのかな

実は忘れ去ってるだけで1回くらい
褒めてもらって嬉しいことあったんじゃないのかな

嬉しかったことを忘れてしまうこともあるのかな

いまだに常に私の言葉に瞬時で否定されるので
どうも
褒めてもらって嬉しかったことなんか
なかったんだという結論になる

だから
話をしたくない
波動が低くなるのもわかってるし
聞いてらんないんだ
ネガティブなことを何度も何度も
毎回繰り返す

ちょっと明るい話題になったと思ったのに
少し談笑できたのに
そのあとすぐに

「だけど、この先は貧乏になるばかりだし」
「まわりの知り合いも年寄りだから暗いのよ」

と決まってネガティブな話を持ってくる
無理にでも深刻な風に話すほうが
先のことをきちんと考えている立派な人間なんだと
自己満足できるのだろうか？

「近くにいる友達も年寄りで話がいつも暗いからいやになる」
って言うけど
そう思えるなら
否定ばっかりしてないでポジティブな返しをしてほしい
けれど
自分のことはわからないものなんだろう

私も、あなたが瞬時に否定ばかりするから
暗くなってしまっていやになるんだよ
って言ったら
どんなふうに切り返すんだろ
考えると恐ろしい、やめたやめた