2014年09月09日
土鍋でご飯、15分炊飯。電気ガス節約でおいしいご飯。
簡単おいしくご飯を炊くなら土鍋がお得。なんたって中火、強火の火加減だけで15分。簡単に作れます。
「土鍋で炊いたご飯はおいしいと、昨今、大ヒットしている炊飯用土鍋。炊飯器より手間では?と誤解されていますが、調理時に微妙は火加減は不要。さらに、中ぶたが噴きこぼれを防止。機能が優れ、見た目も美しい炊飯用土鍋はカレーやおでんにも使用できると評判です」。そんな土鍋で作るご飯をご紹介します。
中ふた付き3合炊き土鍋を使いました。
砥いだ3合のコメを1時間ほど水に浸したらざるにあけて、土鍋の3合の目盛りどおりの水量にしてコメを入れ、中ぶたと上ぶたをかぶせ、一気にガスコンロの火を強火にします。
火力によりますがおおよそ10分ほどしたら上ぶたの穴や、ふたの周囲から水蒸気や白い泡が噴き出します。この状態になったらやや弱火で5分ほど炊き続けます。試しに、このとき上ぶたを上げますと、中ぶたの穴から泡が噴き出しています。
弱火で5分ほど炊いて上ぶたを上げると、ふたの周りや、写真のように、中ぶたの穴から噴き出す水蒸気の勢いが弱まり、風船のように膨らんだりしたら上ぶたを戻しかぶせて、火を止めます。(ふたを持ち上げるときは布きんなどを使い、やけどに注意してください)
30分ほどして鍋肌の熱が弱くなったら、しゃもじでご飯を切り混ぜて水分を飛ばします。このとき水分が多く、ご飯がべたっとしていても蓋をしたままにしておくと、鍋の熱でご飯の水分が飛んでおいしくなります。
3合炊きの場合、お茶碗に軽く4杯分ですが、残った場合は熱いままラップに平らに包み、さめたら冷凍庫で冷凍してください。解凍はそのままレンジで約5分。解凍したらすぐラップを外して水蒸気を逃がします。
さらに詳しくは、わたしのホームページの土鍋でご飯をごらんください。写真付きで説明しています。
※独身の方またはひとりで済ませるには100均の平土鍋でひとり用ご飯が簡単です。これも写真付きで載せています。
炊飯用土鍋は二重ぶたです。中ぶたには二つの穴が、外ぶたには一つの穴があいています。この理由は、ご飯のうまみ成分である「ねばり」の噴きこぼれを防ぎ、お米を中ぶたの中で「おどり炊き」させてふっくらさせるためです)。肉厚の上質な土鍋は炊く量により5000円以上しますが、使い込むにつれて鍋の内面に貫入(かんにゅう)という「ひび」でき、米の芯まで均一にふっくらと炊きあがります。
三重県伊賀市の土でつくられた長谷園 かまどさん三合炊(直火専用) CT-1
なら、そんなおいしいご飯が作れます。
←長谷園 かまどさん三合炊(直火専用) CT-01 です。
↓こんな参考本もあります。炊き込みご飯だけじゃない、土鍋の実力。
多くの食通達が愛用するベストセラー土鍋「かまどさん」を生み出した伊賀の「長谷園」が、土鍋の使い方、簡単美味なレシピを紹介します。おいしい炊き込みご飯から、ワインにも合うおつまみ、デザートまで。新しい土鍋料理の提案です。
長谷園「かまどさん」の美味レシピ ほっこり土鍋ごはん