2012年03月06日
ライヨール・ソムリエナイフ紫檀
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ちょっといいソムリエナイフというと、フランスの、「シャトーラギオール」と「ライヨール」が有名です。フランスの中央部、オブラック地方のアヴェロン地域に位置する、ナイフとチーズで知られた小さな村「Laguiole」の名が起源らしいです。
この代表的な2つのメーカーは、共に数多くの種類のソムリエナイフを出しており、我社こそLaguiole村の名にふさわしい老舗であると、一歩も譲らず、ライバル関係が続いているといいます。
一つはスキップ社の「シャトーラギオール」と、もう一方はライヨール社の「ライヨール ソムリエナイフ」です。
スキップ社「シャトーラギオール」は、 Laguiole村の伝統とイメージを生かし「ソムリエナイフ」を生み出したのは我が社である。
ワインを熟知した者だけが真のソムリエナイフを作ることが出来る。
フォルジュ・ドゥ・ライヨール社「ライヨール ソムリエナイフ 」は、Laguiole村ではなく、ティエールという場所で作っていて、我が社こそがLaguiole村の歴史を背負った本物である。
といった言い分らしいのです。
お店でいろいろいじってみるとわかりますが、どちらもそれぞれに美しく、良く手に馴染みます。プロが愛用するのも頷けます。
そこで今日は、そのうちの「ライヨール ソムリエナイフ 紫檀」を紹介します。
ライヨールは、他の様々な用途のナイフもあり、ソムリエナイフに関しても、象牙や牛角やリーズナブルなスタミナウッドといった素材を、ハンドルに使用したシリーズもあります。
ではなぜ、超有名な二つのブランドから、「ライヨール」を選んだかですね。それはやっぱり、手に持った時の気持ちよさと、真ん中あたりが少し膨らんだ、美しいデザインです。
ボトルの口に引っ掛ける部分(フック)もR形状で美しいのです。
抵抗軽減のためのスリットが入ったスクリューの部分も、モリブデン製のフォイルカッターも、曲げ伸ばしがスムーズで、カチッと軽快です。
すべてを収納した時のフォルムが、文句無しで、フランスの小さな村の職人さんの腕に脱帽です。
何か「ピノキオ」の、ジェペットじいさんみたいな人が作ってるのでしょうね。
ヴィクトリノックスや、レザーマンの様な十徳ナイフ系も、キャンプやフィッシングには、一つあってもいいですが、万能は万能が究極の仕事だと思います。
確かに、レザーマンを持ち続けた消防士が、現場のアクシデントで、金網と倒壊した壁に挟まれて、身動きが取れない時に、レザーマンのおかげで生還した話は有名で、大切な道具でしょう。
それと同時に、一つの用途に特化した納得の逸品も手元に置いておきたいものです。
値段は高いですが、ちょっといいワインを開けるときの、一連の少し高尚な時間を演出するための、大切な道具として大事にしています。
ちなみに前述した、リーズナブルなスタミナウッド製のモデルです。
LAGUIOLE(ライヨール) ソムリエナイフスタミナウッド レッド 新品価格 |
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