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2014年02月13日

ノーベリウム

ノーベリウム (英: nobelium) は原子番号102の元素。元素記号は No。アクチノイド元素の一つ。超ウラン元素でもある。5f軌道より外側の電子配置は、5fに14個、6dに0個、7sに2個である。安定同位体はなく、半減期も短いため物理的、化学的性質の詳細は不明。原子価は+2、+3価が確認されている。イッテルビウムに化学性質は似ていると思われている。[要出典]



目次 [非表示]
1 歴史
2 特徴
3 同位体
4 用途
5 出典


歴史[編集]

1957年から1958年にかけて複数のグループが発見を主張。現在ではギオルソ、シーボーグ等(米国)の発見(1958年)ということになっている。彼等は、キュリウム246に炭素12をぶつけてノーベリウム254(半減期2.3秒)を発見した[1]。

発見されている同位体の中で最も半減期が長いものは、ノーベリウム259で58分である[2]。

ダイナマイトの発明者で、ノーベル賞の創始者のアルフレッド・ノーベルからこの名が付けられた[2]。

特徴[編集]

ノーベリウムは半減期が短く詳しいことは知られていない。ノーベリウム259は58分の半減期を持っておりα崩壊によってフェルミウム255に、また電子捕獲によってメンデレビウム259になることが知られている。

同位体[編集]

詳細は「ノーベリウムの同位体」を参照

ノーベリウムには13の同位体があり、249から262までの質量範囲がある。

比較的安定している同位体は、58分の半減期を持つノーベリウム259、3.1分の半減期を持つノーベリウム255、1.7分の半減期を持つノーベリウム253が知られており、残りの同位体は1分未満の半減期を持つ。またノーベリウムには1つの準安定状態の同位体が存在しており、254mNo は0.28秒の半減期を持っている。

用途[編集]

ノーベリウムは研究用に利用されている。

出典[編集]

1.^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 講談社、1998年、410頁。ISBN 4-06-257192-7。
2.^ a b 桜井 弘 『元素111の新知識』 講談社、1998年、411頁。ISBN 4-06-257192-7。
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