2012年11月30日
土曜中山〜第46回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(GU)
別定GUにしてはレベル?の組み合わせになったことは否めないものの、「ちぎらぁ!」のところでも触れたように、「この距離(芝3600m)だからこそ・・・」の狙いは十分理解できるメンバーがそろったとも言える。
と言ってもやはりこのメンバー、ひと筋縄ではいきそうもない。
中間にけっこうな雨があった関東地方だが、しかし土曜日の馬場に影響を及ぼすようなことはどうやらなさそう。
さて、どれが人気になる?
一応実績上位の組を並べてみると、最内枠に入ったマイネルキッツは天皇賞馬であり、昨年のこのレースの覇者でもある。
そして、お隣の2枠2番には、菊花賞2着、そして一昨年のこのレースの勝ち馬であるフォゲッタブルが入った。
フォゲッタブルは、今回はムーア騎手とのコンビ。
あとはもう横一線という感じだが、府中の芝3400mで行われた今年のダイヤモンドステークスを逃げ切ってしまったケイアイドウソジン(6枠10番)は今回蛯名騎手とのコンビでマラソンレース連覇を狙う。
ダイヤモンドSのときには、のちにオルフェーヴルを破ったことは別にしても、「いずれはGTでも・・・」の期待は誰もが抱いていたギュスターヴクライに完勝の内容だった。
そして、だいぶ古い話になるが、4年も前のGU京都新聞杯を勝っていたのがメイショウクオリア(3枠5番)だった。
このときは超スローの競馬で、おそらく今回のレースも同様の流れになるか。
もちろん9歳馬のネヴァブション(4枠6番)も中山巧者でGU勝ちがいくつかあったし、大外に入った10歳馬のトウカイトリックは、勝ち鞍という意味でも立派だが、しかし3000mの阪神大賞典と天皇賞・春の連続出走記録というのが目立つ。
いちおう実績組という意味ではこのあたりになるか。
もちろん上がり馬も狙いたいところではある。
しかし「勢いがある若い馬」に注目したくても、今年は3歳馬が1頭も出走しないところにきて、4歳勢は前走中距離の準オープンクラス勝のデスベラード(5枠8番)と、中距離の1000万条件勝ちのネオブラックダイヤ(4枠7番)くらいということで、いやぁ・・・難しいメンバーである。
いかにもネコパンチあたりが出てきそうなレースだったけれど、ネコはもう今年はお休みだそうでここにはいないから、とすると、やはりこのメンバーだとケイアイドウソジンが先導役ということになるか。
とすると、ダイヤモンドSのときのような超スローになる。
しかしここはマイネルキッツやフォゲッタブルなど、早めに動きたいタイプがいるから、あのときのようなあれよあれよ・・・という競馬は考えにくい。
それに、ここ数年の府中は開催日程によらず、開幕週の中山以上に先行残りが顕著な馬場だけに、ある程度人気するはずでも、今度ばかりはケイアイには苦しい競馬になるだろう。
スローを早めにまくるマイネルキッツは、さすがにここ数年の力はもう残されていない気がするものの、このレースは比較的高齢馬も好走可能で、何しろ過去の好走組は必ず上位に食い込むから、初めからここが目標であった雰囲気のマイネルキッツは多少警戒する必要があるか。
そしてフォゲッタブルはどうかというと、ローテーション的にこれはいかにも走りそう。
ただ、早めのマクリではマイネルに一日の長があるだけに、マイネルよりも前で競馬したいフォゲッタブルにとって、動くタイミングは意外と難しいか。
いずれにしても、仕掛けのタイミング次第でどうにでも転がりそうなメンバーで、こんなときはやはりデキと、そしてこのレースだから成り立つ「血統」を重視して決めるしかなさそうである。
7枠12番のメイショウウズシオから入る。
ブライアンズタイムといえば、かつてはナリタブライアンやチョウカイキャロルをはじめ、とにかく一時代を築いた大種牡馬だったが、そのブライアンズタイムの血統が今年の秋に入って、特に中長距離のタフな競馬で急激に復活してきているというところに注目。
メイショウウズシオはブライアンズタイムの肌にオペラハウスという「重すぎる」配合で、自在に立ち回れる器用さがあるだけに、このメンバーでも人気にならなそうなことを考えると、これはちょっとおもしろいかもしれないという気がする。
オペラハウスの子はとにかく寒くなってからが稼ぎ時。
ここはチャンスだと思う。
相手は思い切ってトウカイトリックにした。
昨年のこのレースは3着に頑張っていたが、今年は昨年に比べるとメンバーはずっと小粒で、本来ならひと雨ほしいところだが、おそらく中間の雨で「パンパンの良馬場」という感じにはならないと思われるだけに、ここは敢えて狙ってみたい。
エルコンドルパサー産駒は完全にサドラーズウェルズが出る傾向があるから、おなじサドラーズウェルズ系のワンツーに期待したい。
そして単穴は、これがどこで競馬を動かしていくかが微妙でも、ハマったときにはアッと言わせるタイプのメイショウクオリアにした。
これも久しく勝利をあげていないが、ペースは合う。
ビートブラックの石橋脩騎手だけに、何か思い切ったことをやってもらいたい。
そして押さえは、内からデキがよさそうなマイネルキッツ、さらにはフォゲッタブル、ネオブラックダイヤの無欲の一発とデスペラード、あとはファタモルガーナ(6枠11番)というディープインパクト産駒の騙馬を少し押さえることにする。
ここはメイショウウズシオを軸に手広く買いたい。
◎ メイショウウズシオ
〇 トウカイトリック
▲ メイショウクオリア
△ マイネルキッツ
△ フォゲッタブル
△ ネオブラックダイヤ
△ デスペラード
△ ファタモルガーナ
と言ってもやはりこのメンバー、ひと筋縄ではいきそうもない。
中間にけっこうな雨があった関東地方だが、しかし土曜日の馬場に影響を及ぼすようなことはどうやらなさそう。
さて、どれが人気になる?
一応実績上位の組を並べてみると、最内枠に入ったマイネルキッツは天皇賞馬であり、昨年のこのレースの覇者でもある。
そして、お隣の2枠2番には、菊花賞2着、そして一昨年のこのレースの勝ち馬であるフォゲッタブルが入った。
フォゲッタブルは、今回はムーア騎手とのコンビ。
あとはもう横一線という感じだが、府中の芝3400mで行われた今年のダイヤモンドステークスを逃げ切ってしまったケイアイドウソジン(6枠10番)は今回蛯名騎手とのコンビでマラソンレース連覇を狙う。
ダイヤモンドSのときには、のちにオルフェーヴルを破ったことは別にしても、「いずれはGTでも・・・」の期待は誰もが抱いていたギュスターヴクライに完勝の内容だった。
そして、だいぶ古い話になるが、4年も前のGU京都新聞杯を勝っていたのがメイショウクオリア(3枠5番)だった。
このときは超スローの競馬で、おそらく今回のレースも同様の流れになるか。
もちろん9歳馬のネヴァブション(4枠6番)も中山巧者でGU勝ちがいくつかあったし、大外に入った10歳馬のトウカイトリックは、勝ち鞍という意味でも立派だが、しかし3000mの阪神大賞典と天皇賞・春の連続出走記録というのが目立つ。
いちおう実績組という意味ではこのあたりになるか。
もちろん上がり馬も狙いたいところではある。
しかし「勢いがある若い馬」に注目したくても、今年は3歳馬が1頭も出走しないところにきて、4歳勢は前走中距離の準オープンクラス勝のデスベラード(5枠8番)と、中距離の1000万条件勝ちのネオブラックダイヤ(4枠7番)くらいということで、いやぁ・・・難しいメンバーである。
いかにもネコパンチあたりが出てきそうなレースだったけれど、ネコはもう今年はお休みだそうでここにはいないから、とすると、やはりこのメンバーだとケイアイドウソジンが先導役ということになるか。
とすると、ダイヤモンドSのときのような超スローになる。
しかしここはマイネルキッツやフォゲッタブルなど、早めに動きたいタイプがいるから、あのときのようなあれよあれよ・・・という競馬は考えにくい。
それに、ここ数年の府中は開催日程によらず、開幕週の中山以上に先行残りが顕著な馬場だけに、ある程度人気するはずでも、今度ばかりはケイアイには苦しい競馬になるだろう。
スローを早めにまくるマイネルキッツは、さすがにここ数年の力はもう残されていない気がするものの、このレースは比較的高齢馬も好走可能で、何しろ過去の好走組は必ず上位に食い込むから、初めからここが目標であった雰囲気のマイネルキッツは多少警戒する必要があるか。
そしてフォゲッタブルはどうかというと、ローテーション的にこれはいかにも走りそう。
ただ、早めのマクリではマイネルに一日の長があるだけに、マイネルよりも前で競馬したいフォゲッタブルにとって、動くタイミングは意外と難しいか。
いずれにしても、仕掛けのタイミング次第でどうにでも転がりそうなメンバーで、こんなときはやはりデキと、そしてこのレースだから成り立つ「血統」を重視して決めるしかなさそうである。
7枠12番のメイショウウズシオから入る。
ブライアンズタイムといえば、かつてはナリタブライアンやチョウカイキャロルをはじめ、とにかく一時代を築いた大種牡馬だったが、そのブライアンズタイムの血統が今年の秋に入って、特に中長距離のタフな競馬で急激に復活してきているというところに注目。
メイショウウズシオはブライアンズタイムの肌にオペラハウスという「重すぎる」配合で、自在に立ち回れる器用さがあるだけに、このメンバーでも人気にならなそうなことを考えると、これはちょっとおもしろいかもしれないという気がする。
オペラハウスの子はとにかく寒くなってからが稼ぎ時。
ここはチャンスだと思う。
相手は思い切ってトウカイトリックにした。
昨年のこのレースは3着に頑張っていたが、今年は昨年に比べるとメンバーはずっと小粒で、本来ならひと雨ほしいところだが、おそらく中間の雨で「パンパンの良馬場」という感じにはならないと思われるだけに、ここは敢えて狙ってみたい。
エルコンドルパサー産駒は完全にサドラーズウェルズが出る傾向があるから、おなじサドラーズウェルズ系のワンツーに期待したい。
そして単穴は、これがどこで競馬を動かしていくかが微妙でも、ハマったときにはアッと言わせるタイプのメイショウクオリアにした。
これも久しく勝利をあげていないが、ペースは合う。
ビートブラックの石橋脩騎手だけに、何か思い切ったことをやってもらいたい。
そして押さえは、内からデキがよさそうなマイネルキッツ、さらにはフォゲッタブル、ネオブラックダイヤの無欲の一発とデスペラード、あとはファタモルガーナ(6枠11番)というディープインパクト産駒の騙馬を少し押さえることにする。
ここはメイショウウズシオを軸に手広く買いたい。
◎ メイショウウズシオ
〇 トウカイトリック
▲ メイショウクオリア
△ マイネルキッツ
△ フォゲッタブル
△ ネオブラックダイヤ
△ デスペラード
△ ファタモルガーナ
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