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日曜函館〜第20回函館SS(GV)





今年は頭数がそろってフルゲートの16頭、注目のドリームバレンチノはしかし外目12番枠に入ってしまった。
自在性があるからそれほど枠も気にならないタイプではあるが、内目の枠を引いた馬に大駆けを許す可能性が少し大きくなったのも間違いないだろう。
59kgはこの相手なら問題ないようにも感じるが、むしろ枠順のほうが気に入らない。

開幕週とは言え、函館は洋芝コース、当然その適性が大きく結果に影響を与えやすいコースである。
天候や寒冷地ゆえのここまでの気温にもよるが、過去19回の歴史でこのレースのレコードは、一昨年にカレンチャンがマークした1分8秒0、今年も良馬場でその前後の決着ということになりそう。

スプリント戦にしては先に行くタイプの馬が58kgパドトロワくらいしか見当たらない。
ただ、パドトロワは折り合いに気をつけたいタイプだけに、気分良く行かせて・・・という競馬にはなりにくいから、ヘタをすればドリームバレンチノが自分でペースを握ってしまうかもしれない。

とすると、ドリームバレンチノよりも少し後ろあたりでこれを見ながらの競馬が理想的ではあるが、ドリームバレンチノが外目の枠を引いてしまったから、これよりも先に行ってコーナーワークでリードを守り切ることも可能とみて、最内枠に入ったフォーエバーマークが中心。

別定の54kgはあまりありがたくないが、しかしこの馬は函館で2戦2勝であり、夏競馬はこういうタイプの馬がしばしば大物食いを見せる時期でもある。
今年は「標的」となるドリームバレンチノは、まさに昨年そんな感じの勝利であった。
フォーエバーマークの先行力に期待したい。

相手は素直にドリームバレンチノでも悪くはないのだが、小回りコースだけで全5勝をあげているアフォードという馬を大穴として抜擢したい。
馬は夏競馬はあまり得意ではない印象があるが、しかし函館はまだ「夏」とは言えないだろうし、鞍上は夏競馬にめっぽう強い村田一誠騎手。
これは穴馬としては非常に心強い。

そして単穴はドリームバレンチノで文句なし。

押さえは、函館コースは合いそうなエーシンホワイティ、実績にまさるパドトロワ、パワータイプのスギノエンデバー、それから大穴ではスプラッシュエンド、あとはムラでも一発があるサクラアドニスまで警戒したい。
洋芝巧者のテイエムオオタカも注意したい。

◎ フォーエバーマーク
〇 アフォード
▲ ドリームバレンチノ
△ エーシンホワイティ
△ パドトロワ
△ スギノエンデバー
△ スプラッシュエンド
△ サクラアドニス



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