2013年05月25日
日曜東京(10R)〜東京優駿(第80回日本ダービー・GT)
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調教後馬体重が発表され、注目の1頭であるエピファネイアのマイナス2kgが少々気になるところだが、しかしあとはそれほど気になる数字ではなかった。
エピファネイアはソエを気にしているところもあるという情報も流れているが・・・
そして何と言っても、実に意外なことに、「圧倒的1番人気」という評価になりそうなディープインパクト産駒のキズナはこの大舞台で幸運の1番枠を引き当てた。
武豊騎手も好調で、ダービーは好天にも恵まれそう・・・ダービー制覇に一番必要とされる「強運」を発揮しそうである。
個人的にはてっきりこちらが1番人気になるものと考えていた皐月賞馬にして2歳王者でもあるロゴタイプ、こちらはやはり父・ローエングリンから受ける距離適性のイメージと、そして鞍上は兄・ミルコ=デムーロから弟・クリスチャン=デムーロに乗り替わったという点から、金曜の夜の段階で単勝1.9倍のキズナにやや置かれた4.2倍の2番人気という評価になっている気がする。
そして、今年のダービーを「4強」とするのであれば、4番手のコディーノは、大逆転に向けてこちらも2番枠という幸運である。
しかもコディーノは気性面の問題から、偶数枠はまさに望みどおりだろう。
展開を考える。
展開は土曜日や日曜日の前半戦の馬場状態にも影響されると思うが、外枠を引いてしまったサムソンズプライドや、内枠を引いたもののそれほどスピードがあるタイプとは思えないアポロソニックあたりが思い切った大逃げを打つようなケースは考えにくく、行けば行ける伏兵のクラウンレガーロや、川田騎手が注文をつけたときのラブリーデイが仮に行ったとしても、この大舞台でわざわざ競りかけるる必要がある馬もいないから、ここはスローになる可能性が高いと読む。
ただ、どうやらこのまま1番人気で本番まで推移しそうなキズナは最内枠を引いてしまったため、あまり後ろからの競馬は選択しにくくなった。
なにしろ今の府中は開催が進むほどに、そして馬場が劣化するほどにインのほうが伸びる不思議なコースである。
とすると、あまりにペースが遅いと、キズナは包まれる可能性が生まれる。
しかし最近の武豊騎手はそういうヘマが非常に少なくなってきている。
成績は、それは昔に比べれば上がっていないが、技術的にはディープインパクトのころよりも格段に上手くなっているようにさえ思える。
キズナは今回は好位からの競馬になると思う。
とすると、まず動くのはロゴタイプということになる。続いてウィリアムズのコディーノも強気に動くはず。
キズナはこれらに合わせて動き始め、もし「4強」と同等のレベルの馬たちであれば、その直後に控える組にチャンスが大きくなるのではないかという読みにして、想像よりも人気になりそうだが、今年のダービーはもう早くから決めていたメイケイペガスター(3枠5番)を今年のダービーの本命にする。
ここはダービージョッキーの藤田騎手に乗り替わっているが、藤岡騎手にはやや気の毒ではあるものの、個人的には藤田騎手でダービーを本命にするのは2回目であり、なんと、1回目のときに藤田騎手は伏兵のフサイチコンコルドで日本中を仰天させ、私に歓喜のダービー的中をプレゼントしてくれたのだった。
気難しいタイプのメイケイペガスターだが、同じ府中の超スローで流れた共同通信杯でベテランの横山騎手が乗ったときには折り合いピタリ、これが本当に同じ馬なのかというくらいに完璧な折り合いだった。
今回もベテランの藤田騎手、このところちょっと元気はないが、もともとこの人は、フサイチコンコルドやスターマンの京都新聞杯、さらにはタケノベルベット(古いが・・・)など、とにかく大舞台で人気馬を付け狙って最後の最後でかわすような、そういう勝負勘は独特のものがある。
その勝負勘でこれまで厳しい世界でトップジョッキーとして活躍してきた。
一部では引退近しのウワサもあるようだが、もしそうだとしたら、ここはいよいよ集大成である。
そして、集大成と言えば、メイケイペガスターの父・フジキセキもまた、もしかしたらこのメイケイペガスターが産駒によるクラシック制覇のラストチャンスになるのかもしれない。
大好きだったフジキセキの子のダービー制覇をついに目撃して・・・久しぶりに泣きたい。
さあ、そして相手はもうロゴタイプしかない。
確かに乗り替わりは大きいし、4枠8番は昨年のワールドエースと同じで、ダービーではあまり結果がよろしくない馬番だったように思うから、ファンにとっては少しトーンダウンしたい気持ちもよくわかる。
しかしこのロゴタイプ、その実績からもわかるように、並大抵の馬ではない。
しかも、この馬もどこかまだ奥がありそうで、反論を承知であえて言わせてもらえば、「良血馬らしい競走馬」であるように思う。
ロゴタイプの父は世界的良血馬と評されたローエングリン、父があんなに懸命に走っても、どうしてもあと一歩、本当にあと少しのところでGTタイトルが逃げてしまった・・・それを思えば、ロゴタイプによるダービー制覇でもやはり泣きそうである。
単穴は、NHKマイルカップの覇者・マイネルホウオウにした。
マイルCは確かに低調なメンバーとされ、何が勝ってもおかしくない大混戦のレースではあったが、しかしあのレースだけは、何度やってもマイネルホウオウとインパルスヒーローが強いと思っている。
もしこれが勝ったら柴田大知騎手はまた号泣するだろう。
そして押さえの筆頭は、確かにキズナの成長力は目を見張るものがあるが、しかし内枠に入ってより有利になるのはコディーノのほうだと思う。
ただ、横山騎手だったら私はこの馬は単穴にしていた。これが押さえの筆頭。
それからキズナは当然(ただ、武豊騎手は最内枠には心中穏やかではないかもしれない・・・)、ここを勝てば夢の凱旋門賞が見えてくる。
個人的には負けても3歳のうちに向かってほしいとは思うが・・・
あとは大穴という意味で、行きそうなアポロソニック、そしてサムソンズプライド、そして大外はいかにも厳しいが、皐月賞でも期待したミヤジタイガを押さえる。
印は回らなかったが、今年は消耗戦にならなそうだからレッドレイヴンの決め手は警戒したいし、エピファネイアは当然押さえなければならない。
さあ、今年のダービーの予想はこれでおしまいである。
あとはみな無事にゲートインして、無事に回って来い!
◎ メイケイペガスター
〇 ロゴタイプ
▲ マイネルホウオウ
△ コディーノ
△ キズナ
△ アポロソニック
△ サムソンズプライド
△ ミヤジタイガ
調教後馬体重が発表され、注目の1頭であるエピファネイアのマイナス2kgが少々気になるところだが、しかしあとはそれほど気になる数字ではなかった。
エピファネイアはソエを気にしているところもあるという情報も流れているが・・・
そして何と言っても、実に意外なことに、「圧倒的1番人気」という評価になりそうなディープインパクト産駒のキズナはこの大舞台で幸運の1番枠を引き当てた。
武豊騎手も好調で、ダービーは好天にも恵まれそう・・・ダービー制覇に一番必要とされる「強運」を発揮しそうである。
個人的にはてっきりこちらが1番人気になるものと考えていた皐月賞馬にして2歳王者でもあるロゴタイプ、こちらはやはり父・ローエングリンから受ける距離適性のイメージと、そして鞍上は兄・ミルコ=デムーロから弟・クリスチャン=デムーロに乗り替わったという点から、金曜の夜の段階で単勝1.9倍のキズナにやや置かれた4.2倍の2番人気という評価になっている気がする。
そして、今年のダービーを「4強」とするのであれば、4番手のコディーノは、大逆転に向けてこちらも2番枠という幸運である。
しかもコディーノは気性面の問題から、偶数枠はまさに望みどおりだろう。
展開を考える。
展開は土曜日や日曜日の前半戦の馬場状態にも影響されると思うが、外枠を引いてしまったサムソンズプライドや、内枠を引いたもののそれほどスピードがあるタイプとは思えないアポロソニックあたりが思い切った大逃げを打つようなケースは考えにくく、行けば行ける伏兵のクラウンレガーロや、川田騎手が注文をつけたときのラブリーデイが仮に行ったとしても、この大舞台でわざわざ競りかけるる必要がある馬もいないから、ここはスローになる可能性が高いと読む。
ただ、どうやらこのまま1番人気で本番まで推移しそうなキズナは最内枠を引いてしまったため、あまり後ろからの競馬は選択しにくくなった。
なにしろ今の府中は開催が進むほどに、そして馬場が劣化するほどにインのほうが伸びる不思議なコースである。
とすると、あまりにペースが遅いと、キズナは包まれる可能性が生まれる。
しかし最近の武豊騎手はそういうヘマが非常に少なくなってきている。
成績は、それは昔に比べれば上がっていないが、技術的にはディープインパクトのころよりも格段に上手くなっているようにさえ思える。
キズナは今回は好位からの競馬になると思う。
とすると、まず動くのはロゴタイプということになる。続いてウィリアムズのコディーノも強気に動くはず。
キズナはこれらに合わせて動き始め、もし「4強」と同等のレベルの馬たちであれば、その直後に控える組にチャンスが大きくなるのではないかという読みにして、想像よりも人気になりそうだが、今年のダービーはもう早くから決めていたメイケイペガスター(3枠5番)を今年のダービーの本命にする。
ここはダービージョッキーの藤田騎手に乗り替わっているが、藤岡騎手にはやや気の毒ではあるものの、個人的には藤田騎手でダービーを本命にするのは2回目であり、なんと、1回目のときに藤田騎手は伏兵のフサイチコンコルドで日本中を仰天させ、私に歓喜のダービー的中をプレゼントしてくれたのだった。
気難しいタイプのメイケイペガスターだが、同じ府中の超スローで流れた共同通信杯でベテランの横山騎手が乗ったときには折り合いピタリ、これが本当に同じ馬なのかというくらいに完璧な折り合いだった。
今回もベテランの藤田騎手、このところちょっと元気はないが、もともとこの人は、フサイチコンコルドやスターマンの京都新聞杯、さらにはタケノベルベット(古いが・・・)など、とにかく大舞台で人気馬を付け狙って最後の最後でかわすような、そういう勝負勘は独特のものがある。
その勝負勘でこれまで厳しい世界でトップジョッキーとして活躍してきた。
一部では引退近しのウワサもあるようだが、もしそうだとしたら、ここはいよいよ集大成である。
そして、集大成と言えば、メイケイペガスターの父・フジキセキもまた、もしかしたらこのメイケイペガスターが産駒によるクラシック制覇のラストチャンスになるのかもしれない。
大好きだったフジキセキの子のダービー制覇をついに目撃して・・・久しぶりに泣きたい。
さあ、そして相手はもうロゴタイプしかない。
確かに乗り替わりは大きいし、4枠8番は昨年のワールドエースと同じで、ダービーではあまり結果がよろしくない馬番だったように思うから、ファンにとっては少しトーンダウンしたい気持ちもよくわかる。
しかしこのロゴタイプ、その実績からもわかるように、並大抵の馬ではない。
しかも、この馬もどこかまだ奥がありそうで、反論を承知であえて言わせてもらえば、「良血馬らしい競走馬」であるように思う。
ロゴタイプの父は世界的良血馬と評されたローエングリン、父があんなに懸命に走っても、どうしてもあと一歩、本当にあと少しのところでGTタイトルが逃げてしまった・・・それを思えば、ロゴタイプによるダービー制覇でもやはり泣きそうである。
単穴は、NHKマイルカップの覇者・マイネルホウオウにした。
マイルCは確かに低調なメンバーとされ、何が勝ってもおかしくない大混戦のレースではあったが、しかしあのレースだけは、何度やってもマイネルホウオウとインパルスヒーローが強いと思っている。
もしこれが勝ったら柴田大知騎手はまた号泣するだろう。
そして押さえの筆頭は、確かにキズナの成長力は目を見張るものがあるが、しかし内枠に入ってより有利になるのはコディーノのほうだと思う。
ただ、横山騎手だったら私はこの馬は単穴にしていた。これが押さえの筆頭。
それからキズナは当然(ただ、武豊騎手は最内枠には心中穏やかではないかもしれない・・・)、ここを勝てば夢の凱旋門賞が見えてくる。
個人的には負けても3歳のうちに向かってほしいとは思うが・・・
あとは大穴という意味で、行きそうなアポロソニック、そしてサムソンズプライド、そして大外はいかにも厳しいが、皐月賞でも期待したミヤジタイガを押さえる。
印は回らなかったが、今年は消耗戦にならなそうだからレッドレイヴンの決め手は警戒したいし、エピファネイアは当然押さえなければならない。
さあ、今年のダービーの予想はこれでおしまいである。
あとはみな無事にゲートインして、無事に回って来い!
◎ メイケイペガスター
〇 ロゴタイプ
▲ マイネルホウオウ
△ コディーノ
△ キズナ
△ アポロソニック
△ サムソンズプライド
△ ミヤジタイガ
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