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日曜阪神〜第73回桜花賞(GT)




昨日も少し触れたが、ブライアンズタイムのショッキングな死があり、そして私にとってはもっとショッキングだったのが、ファンであったベールドインパクトの引退というニュース。
短期間にいろいろあって、華やかな桜花賞を前に、なんだかなぁという気分である。

しかし、なにはともあれ競馬は進んでいく。
気持ちをしっかりと切り替えて、馬券に集中したい。

桜花賞。
こちら(イギリス)のほうは幸いまだ桜が多少は残っていてくれるが、仁川は果たしてどうだろう?
少しでも残っていてくれれば、気分的に少しは元気になれるのだろうか?

今年の桜花賞は力関係の評価がとても難しい組み合わせである。
阪神ジュベナイルを2着、チューリップ賞を圧勝したクロフネサプライズが今年は基準となりそうな組み合わせだが、しかし例年であれば、あれだけ厳しい流れを途中から逃げる形でローブティサージュの2着に粘り、チューリップ賞では驚くような強さでライバルを置き去りにしてみせたから、これが圧倒的人気になっても不思議はない。

しかし、本質的な桜花賞トライアルとも思えそうな阪神JFで「負けている」というのが、今年の桜花賞ならびにクロフネサプライズの評価を難しくしている根拠になっている。
クロフネサプライズに先着できる馬を探せれば、おのずと答えは導かれるのだが、今年はそんな馬がいるのだろうか?

他では、フィリーズレビューを完勝だったメイショウマンボにも注目しなければならない。
何が難しいって、メイショウマンボとクロフネサプライズはどちらが上位なのかという点が何しろ難しい。

メイショウマンボはグラスワンダーの肌にスズカマンボ・・・FRよりは本番の桜花賞のほうがずっと向きそうなのが、またこの桜花賞を難しくしている。

さらには、トライアルとはまったく別路線を歩んできたディープインパクトの妹・トーセンソレイユである。
ネオユニヴァースというと、ヴィクトワールピサに代表されるように、キレよりはスピードとパワーが持ち味の産駒が多いが、しかしこのトーセンソレイユという馬、ベラボウにキレる。

ディープインパクトがいるから、なんとなく優秀な母系であるようなイメージもあるが、それほど活力にあふれている牝系とは言えない。
しかしこの馬はディープインパクト同様、お母さんの系統のよいところが出たと考えるのが妥当か。

これに続くのが、実績という意味では当然2歳女王のローブティサージュだろうし、3連勝のクラウンロゼも、戦績以上に地味ながら、力があることは実績が物語っている。

あとは、牝馬クラシックといえばどうしてもディープインパクト産駒に注目しないわけにはいかず、中ではレッドオーヴァルが今回デムーロ兄に乗り替わって不気味だし、こちらもキレ味なら目を見張るものがあるアユサン、さらには、今世代ではNo1の評価を最近まで受けていたハーツクライ産駒のコレクターアイテムの巻き返しがあっても驚けない。

という具合に、大混戦である。しかも、総じて低レベルの「大根戦」ではなく、非常にレベルが高い「大混戦」である。(←けっこうウマイこと言うなぁと、ちょっと思った)

近年の桜花賞はとにかくオークスにつながる傾向が強い。
桜花賞を勝つことによって、実質オークスに「王手」がかかった感じになるということを念頭に置き、だったら今年はもうオークス馬をはじめからさがしてしまおうか・・・そんな、「推理」というにはあまりにも乱暴なスタンスで、桜花賞をとらえてみたい。

しかしそうなってしまうと、人気サイドのはずのメイショウマンボが本命になってしまう。
この馬はもうデビュー戦の競馬からいかにもオークスで・・・という内容だった。
メイショウマンボの評価を下げることはできないが、本命にはもっとできないということで、雨馬場が予想される今年の桜花賞は、岩田騎手のサンブルエミューズから入ることにした。

サンブルエミューズというと、昨年はこの世代でもトップグループに名を連ねていたが、厳しい競馬の阪神JFで馬群に沈んでからその後の競馬や内容がまさに急転直下、FRの惨敗で桜花賞出走も危ぶまれたほど、評価は墜ちに墜ちた。

しかし、叶わないと思われた桜花賞に出走することができ、その悪い流れは断ち切られたように思える。
パートナーの岩田騎手も、いろいろ試してみたが結果はともなわず、もう残された戦法は、「開き直り戦法」だけ、岩田騎手が一番得意とする戦法である。

ダイワメジャーは初年度からカレンブラックヒルを輩出し、早くも人気種牡馬としてその地位を固めようかという評価になっているが、サンブルエミューズの母の父はフレンチデピュティ、この血が出ている場合、とにかく荒れ馬場、道悪巧者が多い。
今回は爆発力で勝負してもらいたい。

そして、オークス馬を探すイメージではどうしてもメイショウマンボということになる。
鞍上は久々のGT制覇を狙う武幸四郎騎手、無謀なペースで行くことはありえないお兄さんの武豊騎手・クロフネサプライズはちょうどよい目標になる。
兄を「目標」にしてがんばってきた弟が、ここでも「目標」とする兄をとらえたとき、久々のクラシック制覇の美酒を味わうことができるのかもしれない。

そして単穴は、素直にクロフネサプライズでも悪くないのだが、私はレッドオーヴァルの逆転にも注目したい。
前走のチューリップ賞は圧倒的人気で惨敗を喫したが、こちらは弟のクリスチャンから兄ミルコに乗り替わって大幅な鞍上強化。
ディープインパクト産駒にしては道悪もうまい、
大逆転もあるのではないか。

そして、押さえの筆頭は、こちらはディープインパクトの妹にあたるトーセンソレイユ。
キャリアの浅さと抜群のキレ味を思うと、道悪が果たしてどうなのか心配になるが、しかしこの馬はネオユニヴァースの娘だけに、こなせないことはないと思う。
それから当然クロフネサプライズ、あとはチューリップ賞2着のウインプリメーラはこれもオークス向き、2歳女王・ローブティサージュの巻き返し、そして大穴では2番枠のサマリーズ、これは思われた以上の道悪になったときに3着くらいなら期待できそうな血統背景。

今年もやはり波乱に期待したい。

◎ サンブルエミューズ
〇 メイショウマンボ
▲ レッドオーヴァル
△ トーセンソレイユ
△ クロフネサプライズ
△ ウインプリメーラ
△ ローブティサージュ
△ サマリーズ







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