自分への理解を求めることは間違っている: 松風さん家

2017年11月12日

自分への理解を求めることは間違っている

こんにちは、松風です。

今日はただの多少前向きな無駄に長い愚痴です。

私は週末だけボランティアに身を捧げているのですが、私の今までの生き方がもろに出て支障が起きました。

私は今時流行りの超事なかれ主義。
母親ももれなく事なかれ主義。

それがいけなかったのさ。

業務上のことであれば、面倒なことでもこなせます。しかしそれは人と関わるというよりも、仕事だからできる。問題が起きても、人格が問題になるのではなく、仕事のやり方がいけないだけで修正がすぐにすみます。

人格が問題になるのは、職場かあるいは自分が末期の時です。

ですが、ボランティアやプライベートは違います。

ぶつかるのは各自の性格と方針。考え方や癖など、普段の自分が暴かれます。
注意されたことが実は人格形成の根の深いところが絡んでいることもよくある話。

私が所属しているボランティアの代表は、明朗快活で竹を割ったような性格。
言いたいことややりたいことや考えていることはその場で口から出ます。

周囲の人からすれば、裏表のない素直で分かりやすい人情に厚い方に見えるでしょう。
ただ、自分が目にして感じたことがすべて正しいと思っているので、どこかのワンシーンを見て即座に判断を下します。
なので、事実が間違っていることは多々ありますが、誰かに違うと言われるまで気付きませんし気付いても判断を変えません。

ですが裏で悪口言ってもごもごするような面倒くさいタイプじゃなくて私は安心してます。

しかし！！

私の性格は代表と正反対。

自分が変わっているということは分かっているので、それにより絶対に起こる人との衝突や人目を避け、しかしその場のノリや協調性より自分の意思を尊重してきました。スゲェ苦痛なので。
もちろん周囲の人にはわかってもらえなくていいので、びっくりするぐらい業務以外の言葉を発しません。最近気付きました。

したがって人に話しかけたり接する機会を徹底的に避け、問題や物事のスケジュールを自分の頭の中で完結させます。

イコール、寡黙で話しかけてこないのに気を使って話しかけても話は弾まず業務だけはやるけどそれ以外の会話はあんまり好きじゃなさそうというか話しかけんなオーラが出てるマン、ということ。

どう？嫌でしょう、こんな人。

ただ小学生の頃から「私の話を聞いて！聞いて！」系の友達に使役されてきたので、話の聞き方や相槌のタイミングはキャバ嬢並みにレベルが高いと周囲にお墨付きをもらっています。嬉しいね。

そんな性格だから、もちろん代表とも衝突というか？？となることが多数あります。

例えば、
代表が今してほしいことを即座に言う
→私が即座に反応して叶える
→代表がもっともっとしてほしいことを言う
→私の手は二本しかありません状態になる+何かダメなことに気づいていても極度にダメでなければ頭の中で完結してそのまま進める
→代表がもっともっと要求しながらダメな点を注意をしてくる
→手がもっと必要だと気付き、それにはどうすればいいんですかとここで冷静に質問
→代表、私に手が二本しかない+説明が足りない+自分のイメージが伝わってない+別の人に頼む選択肢があると気づく

とかね。

私が、それはできません、とか、難しいです今こうしているから、とか、自分の状況や行動の理由を説明して、私には無理なことがあります、どうすればいいでしょうかと説明すればいいのです。

しかしチキンなため、口答え＝いけないこととインプットされてる私には言い訳や説明ができず、すべての指示を完遂しようととりあえず返事をします。そこで言うべきなんだろうな。

うわ分かり辛いよそういうことか、でも今この状態でそんなこと言われても動けないよ手も足も最大積載量だよ、いやでも叶えなければ、でもここからその願いを叶えるためにはどうしたらいいですか？、え？でもさっきこれあなたがやれって…ああ分かりましたじゃあそっちを優先しますね、えそれも？いや今は無理かと思います…みたいなことがしょっちゅうあります。

こんなこと言えないよ失礼すぎてって思っちゃいます。はっきり言わないほうが業務に支障が出るんですけどね。

代表は問題が解決できればいいのでしょうが、私は周囲の人間との摩擦を最大限に抑えつつ二度手間や無駄をしたくないので、周りの様子を見つつ行動します。なのでその代わり問題の解消に向けて努力はしますが、遅いです。
しかし代表にはそれが「どうしようどうしよう」とまごまごしているように映るようで、見てないで声かけて行動して！と言われます。

もちろんどうしてそう行動したかは言い出せません…。損です。

お互いそこまで後に引かないタイプなので衝突が起こっても問題はそこまでないですが、その度にもやっとします。

私がボランティアに入ったのは代表に気に入られるためではないので、そこまで気にしなくてもいいやとは思いますが、活動後になんだか今日は疲れたなぁとか思って落ち込みます。

自分を理解できる人なんて地球上にいるわけがない！と私は何故か自信を思って生きているので、理解できないと言われることはむしろ誇りです。

でももう少し柔軟に、思ったことを言えたほうが楽になるのにな、と思う日曜日でした。