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私は時々、本屋さんに行って「PHP」という小冊子を買います。
理由は第一に安価なことです(笑)
税込で僅か205円です。

第二が物書きではない、著作業界に関係ない方が与えられた
テーマについて一生懸命、文章を書かれているというところ。
(プロの方が書かれている文章もありますが・・・)

所謂、プロつまり作家や随筆家のように文章を書く事を生業とされて
いない方が書かれたものには、フィクションでない個人の体験や
その体験を通しての自己の価値観や人生観が表現されており
胸を打つものがあります。


 
PHP8月号は「なんでもない日が輝きだす あたりまえに感謝する」と
いう特集が組まれています。


「あたりまえ」と言えば、横着者の私なんかは、思い知らされることが
多いですね。

朝、寝化け眼で階下に行けば、ご飯の支度が出来ているのは「あたりまえ」
会社に行けばロッカーには、きちんと洗濯された作業服があるのは「あたりまえ」
昼休みになれば、弁当といつもお茶が添えて置いてあるのは「あたりまえ」

なんでも日常あることが「あたりまえ」と思っています・・・・
ところが、よく考えると、それは自分をサポートしてくれている人たちが
いてくれるから、出来ていることです。

奥さんや娘がいなかったら朝ごはんはないのです。
作業服を洗濯してくれる担当のおばさんがいなかったら、自分が持って帰って
クリーニングしなければならないのです。
弁当を作ってくれる人(会社)やいつも黙ってお茶を淹れてくれてる後輩がいなければ
弁当も暖かいお茶も自分で用意しなければ有り得ないのです。
「あたりまえ」が日常あるということは、それを「あたりまえ」にしている
人たちがいてくれるから、有り得ることです。


それこそ「あたりまえ」なことなのですが、そんなことを 
改めてこの本は教えてくれます。

僅か205円の小冊子ですが、私の先生です。


   ※PHPはご存知の方も多いと思いますが
     この小冊子との利害関係や契約は一切ございません。
     勿論、アフィリエイトではありません(笑)
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