心筋梗塞を起こして集中治療室に入っていると
聞きました。
昔の仕事仲間の大事を「聞きました」と言うのが、我ながら情けない
思いでいますが、それでも会社に非正規とは言え勤めているから
分かったことで、勤めていなければそのまま知らなかった筈。
見舞いに行っても集中治療室でカテーテルを入れてるような
状態の彼には会えないだろうしと思いながらも病院に行くと
思ったとおり「遠慮してください。話せる状態ではないので」と
言われてしまいました。
しばらく、病院の最上階にある食堂でコーヒーを飲んで
いると、2歳年下のあいつがこんなことになるのなら
自分がいつどうなっても不思議ではないな・・・と思いました。
どうなっても不思議ではない・・のに、その準備はまったくしていないし、
遺言状ひとつ書いていないではないか・・ということに気づきました。
要するにまだ、死を面と向かって捉えていない呑気ものなのですね。
どこかに、自分はまだまだ大丈夫などと思っている慢心があるのです。
まあ、納骨する墓は自分が造ったわけじゃないけどあるし
葬式代はないからその時、子供達に迷惑かけてもいけない。
今から必死で会社勤めとアフィリエイトして稼がなきゃあな・・・
などと思って新聞を見るとタイミングよく墓の記事が・・・
最近は散骨、樹木葬墓地、共同納骨堂など様々な形があるようです。
終のすみかも死後の価値観も多様化しているのですね。
価格、交通の便、環境などを考慮すれば都会では終のすみかも
どうすれば良いのか・・・ってことになりそうなご時世です。
どのようにお考えになるか・・・それはあなたご自身です
お墓を造るのはちょっと・・・とお考えならご検討下さい