この寒い時期に活躍する卓上式のガスコンロの
火が点かなくなってしまいました。
厳密に言うと火花は飛んでいるのですが
ガスに点火せず燃えてくれないのです。
娘から「お父さんはこんなのを仕事で扱ってたんじゃ
ないの? 直すのワケナイヨネ??」
父「別にガスコンロを売っていたわけじゃあないけど
こんなもの、原因が分かったらすぐに直るさー」と
娘の手前、格好つけて言ってはみたものの・・・
ちなみに私は化学会社で働いていました。
いや、今も働いているのですが・・OBとしてです。
当然、このガスのようなプロパンとかブタンとか
いう所謂、高圧ガスも扱っていました。
それを知っていて娘は私に言ったのでしょう。
「今晩は鍋にするから直しておいてね」・・と言って
娘と奥さんは仕事に出て行きました。
物を解体するのは昔から得意です ・・が
修理となると解体+修繕+復元の各工程が必要です〓
ガスのボンベをセットして点火スイッチレバーを回しても
ガスの臭いがしません。火花はきちんと飛んでいるようです。
ガスが出ていないのじゃあ、火が着くわけないよな〜。
などと一人、燃焼の3要素などをぶつぶつ・・・・・
すぐに得意なガス系統の解体を始めました。
まずはガスボンベの接続部から減圧弁へ・・・・・
減圧弁を外してボンベをつけてみると、ここから
ガスが出てきません。ボンベを強く押すとシューと
音を立ててガスが出てきました。
う〜〜ん、・・・ということは、ボンベ自体のセットする力が
弱まってきたか、減圧弁の入口のガスボンベと接触する
部分の作動が悪いかだね・・・とか独り言を言いながら
ボンベを押し込むバーの形を強引にペンチとプライヤーで
少し変形させてみました。これでボンベと減圧弁入口の
活着はかなり良くなっているはずです。
ボンベをセットしてみるとシューと音を立てて
減圧弁入口に嵌りました。点火レバーをひねると
ガス臭がしてきました。パチッと火花が飛んで
見事着火しました。
どうだ、俺・・・エヘン・・と少し威張りました。
こう書くと、なんだかエラく簡単に修理が終わったと
誤解されてしまいますけど、朝9時から昼御飯抜きで
13時まで掛かってしまったのです。
途中、面倒臭くなって近くの店まで卓上コンロを
買いに行ったのですが、お金を持ってくるのを
忘れて家に取りに戻ったら、今度はまた同じ店まで
行くのが面倒でそれも止めたのです
コーヒーを飲みながらウトウトしていたら
今晩は鍋だったことを思い出し・・しょうがねえなあ・・と
愚痴りながら再び修理に取り掛かった怠惰なasagoで
ありました。
卓上カセットコンロを修理してまで使おうとするいじらしさ・・・
でも、お金って貯まりませんね
こんな辛抱人に愛の手を・・・・・
we are the world (日本語 英語 歌手名付き)full ver USA for asago(笑)
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