秋田県の工芸品に「曲げわっぱ」というものがあります。





私は1年前にネットでこの「曲げわっぱ」を買いました。

菓子入れ、盆、茶筒なども拵えているようですが、

私は弁当箱を使っています。



材質は秋田杉です。

しかし、名工と言われる方がお造りになったものでしょうが

実に丈夫にできています。    ほぼ、毎日使っていますが

1年経った今もまったく変形とか歪みとかありません

       1年使っている曲げわっぱです。写真よりも実際もう少し飴色です( *^▽^)


この「曲げわっぱ」のすごいところは、本体と蓋の底面と

側面の一体性
です。1年経った今、隙間が全くないのです。

作製上、一体仕上げ(杉を板状にしてプレスで加工)は金属では

ないのでできないと思うのですが・・・接合してるとすると

どうなってるのでしょう?

それと金具を全く使用していないことです。





私は小さい頃、祖父に連れられて山仕事について行ってました。

今の若い方は見たこともないでしょうが

昼ごはんは竹の皮に包んだ「おむすび」でした。
(貧しい生活でしたので・・・(*´ω`))

この「曲げわっぱ」はあの時の「おむすび」の味を

彷彿とさせます。



価格はプラスチック製などの弁当箱に比較すれば高いです。

しかし、いつまでも漂う杉の木の香り、頑丈な仕上がり

十分価格に見合うものです。




一年前に買った曲げわっぱの弁当箱・・・今は息子に取られてしまいました。

私用をもうひとつ買うことにしました。

皆さんも、おひとつ、いかがですか?










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