野良猫

私が自宅の周りに2匹いた野良猫に
餌をある日、やったらそのまま居着いてしまいました

普段ならどのような猫でも
見知らぬ人には近づいてはきません。
余程、お腹を空かせていたのでしょう。
鳴きながら足元に少しずつ近づいてきます。

ここで「オリャ〜〜」と言って脅したら、それまでだったかも
知れません。でも、できませんでした。

今冬に死んだ飼い猫「モモ」の餌が封を切らないまま
残っていたのでそれをやると、カリカリと音を勢いよく
立てて食べました。

その日から2ヶ月、野良猫の一匹の尾っぽの付け根
あたりの毛が薄くなっています。
捕まえて病院に連れて行ったら皮膚病と言われました

今日、2回目の薬をもらいに病院に行きました。
当然ながら、保険は効きません。
（誰の保険証を出すんじゃ〜？）
犬猫病院の診察、治療、投薬費用は
かなり掛かります。私がもらっている血圧の薬代金よりも
高い費用が掛かりました

野良猫や野犬にさせているのは人間の仕業です。
こいつらが居る場所が沖縄のほうなら「西表山猫」とか
言われて大事にされるのかも知れませんが
ここならただの「野良」です。

彼らが小さい頃は愛くるしいので手放しませんが
そのうち、大きくなってくる、躾が悪いと飼い主の
言うことなど全く聞かない、排泄もきちんとできない・・・
それで捨てる・・・というのはよくある話らしいです。

餌をやってはいけないなどと言われますが、
人間の勝手さが野良猫、野犬を増やして
私のような阿呆が（夜中にニャーニャー鳴いてるので
近所から、たぶん顰蹙を買ってると思うけど）
それに餌をやって餌代とか病院代とか
掛かると愚痴っている・・・・・・

実に意味のない、哀しい図式が出来上がるではありませんか。
彼らは保健所送りになりに生まれてきたのじゃ無いと思います。




あなたへ　　浜田真理子