娘から昨日、聞かれました。
二人、娘がいるのですがミキとマリという名前です
名前はカタカナでなくて一応漢字を宛てていますが
敢えてミキ、マリと書きます。
「ミキ」はお父さんの初恋の人の名前から取った、
「マリ」は病気になりませんようにと鞠のように
ころころといつも元気でありますようにと思って
付けたと奥さんが居ないのを確認して言いました。
だって、 その通りですから
「本当にお父さんはいい加減ね!なんで
そんなに単純に名前を付けるのよ!」
「シンプル イズ ベストですヨ」
「お父さんの名前は読み方が難しくて
いままで一度も、まともに読まれたことがない。
そんなんじゃ、困るでしょう」
「だからって、私たちの名前は自分がまともに
呼ばれない反動で付けたみたいね?」
「ミキ、マリなんてどこにも転がっている名前よね」
「あー、そうかも知れないね。酒場にも沢山いそうだしな」
「でも、人の名前を転がっているなんていっちゃいけないよ。
お前たち以外のミキ、マリさんに失礼だろう」
「私たち、お金無いから今の会社辞めて飲み屋に勤めようかな。
名前もちょうど、ぴったりだしー。夜のお仕事で困らないように
名前を考えたのね。ありがとう、お父さん読みが深くて〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
私の誕生日を前にした父親と娘の会話がだんだん
父親が思わぬ方向に進み始めました。
俺ピンチ、でも60年のらりくらり切り抜けた実績がある
このあと、軌道修正に少し時間が掛かりました。
都合が悪くなると逃げていましたがもう、いい年に
なって、あまりそういう思いも無くなりました。
世間では父親は娘と話しをほとんどしないらしいです。
それはいけませんよ。お父さん方・・・・と言っても
娘が近づいて来ないのですよね。だいたい。
父親は臭い、汚い、やかましいと我が家でも
言われます
こんなに酷い扱いを受けるのは誰か?の陰謀かもです。
酔いが回った頭に、お前たちは俺がいたから生まれて
来たんだぞと言いかけて止めました
お父さんたち、撃沈されるのを覚悟で娘さんと
話しをしましょう
毎度ばかなお話にお付き合いありがとうございます
今日まで生きてこられたことに感謝しながら
ハッピーバースディ Exile
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