夕べ、ボウ〜とパソコンの画面を眺めていたら
屋台のことが書いてあるサイトにたどり着いていました。
博多の屋台のことが書いてありました。
博多も屋台が多いところですね。
会社に現役で勤めていた頃、この博多の屋台に
一時ちょくちょく行っていました。
福岡 那珂川そばの屋台山口から福岡まで屋台目的で行ったのではなくて
福岡で品質管理の研修会がほぼ1年近く(1ヶ月に1週間の頻度)
あって、それに参加せよと会社から指示があり行っておりました。
一度講師と喧嘩になって以来、研修会とか講習会は苦手です1ヶ月に1週間とは言え、毎日訳のわからぬ講義を聴いているのは
ある種、拷問に近いような思いがして、ほとんど毎回講義の参加名簿に
名前だけ書いて、福岡市の散策(これも立派な社会勉強(^_^;))をしました。
最終回の確認テストだけ受けて、そこそこの点数を採れれば受講完了の
認定証をN協会からいただける・・・というので我が低脳も顧みず、毎日
福岡散策の旅は続いたのでした。
この頃はほんとにお金がない頃で、ビジホ代をチェックインの時、一週間分
前払いだったのですが、この料金を払ってしまうとほとんど、お金が残っていない。
で、なにをしたか・・・
ビジホの朝食を2回食べていました。(恥・・)
一度、ビジホ付きの食堂に行って、パジャマ姿で普通に食べて
一旦、部屋に帰り30分くらいして服を通勤服に着替えて
再び、何気ない顔で「おはようございます」などと
厨房のおばちゃんに声を掛けて、2回目の朝食を・・・
やっては、ならぬことです!! 犯罪です。無銭飲食です。
ビジホのほとんどが朝食チケットをチェックイン時に配布しています。
ここはそういうシステムがなかったのです。
だから、このビジホ、部屋は狭かったけどほんとに好きでした。
まあ、私から好かれても困るでしょうが・・・
こんなことしてても、昼食は食べなくても良かったのですが
流石に夕食は我慢ができません。
屋台でラーメンを一杯食べてビジホに帰ろうと屋台に入ります。
隣席では同僚とか連れ合いで、きている人が楽しそうに
ビールとか酒を飲んで何やら話をしています。
う〜〜〜ん ビール飲みたい!!
ポケットに手を入れてすばやく手持ち資金を確認、
ビール飲んでもビジホまでは歩いて帰ればいいや・・などと
ここからビジホまでの距離も考えずにビールを飲み始める私でした。
そんなことが続いて何ヶ月目かの博多の夜の屋台で
またまた、ビールを飲んでそれだけで足らないので
焼酎をロックで飲み始めました。相変わらず一人で
屋台で話し相手がつくずく欲しいと思いました。
人口が150万もいる街で話し相手の一人も居ないというのは
何とも淋しいな・・・などと思っていたところへ隣席に二人連れの
営業マン風の若い人が座りました。私から声を掛けて山口から
研修に来ていること、会社のことなどを自己紹介して相手の
仕事を訪ねたら、某大手半導体メーカーの社員であることが
わかりました。きっと、優秀な若者なのでしょう。
なんだか話をしていたら、嬉しくなってきて「河豚を食べるかい?」と
言う話になって・・・・・
山口とか福岡は河豚が有名ですけど、ここでも河豚が安いわけでは
ないのです。ただ、有名なだけで・・(^_^;)
屋台でも高いものは高いんです。やっぱ、河豚は・・・
結局、2回も屋台の親父に河豚を焼いてもらって、
3人の代金は俺が持つよ・・・と3人の中でいちばん金を持って無さそうなのが
見栄を張ったわけでございます。しめて15000円なり・・・ ヒエ〜〜〜〜!!
後で会社でこの話すると冷たい目で見られました((^_^;)
実は私が勤めていた会社からは私を含めて5人が
このわけわからん品質管理受講に来ていました。
翌日、先輩に一万円を借用してその週はやり過ごしました。
馬鹿な後輩を先輩はどう見ていたでしょうか?
それにしても、同じ会社からきた人達は皆まじめに律儀に
講義を聴いていたようで、いちばん若手の私がいちばん
ふざけていましたね(笑)
因みに最後の講義のテストはC認定でした。
得点でAからDまで4ランク分けがありDは不合格、
A〜Cは合格でCは足切りギリギリ認定・・・
やれやれ・・・
最後まで冷や汗モノの博多でした・・・(笑)
一体ワシなにをしに福岡まできたんじゃ???
青春の影 チューリップ