図書館とマジック: アート・オブ・マジック

2015年04月01日

図書館とマジック

レクチャーノートとか本が高くて買えないって人にオススメなのが図書館。

地味にマジック書籍が充実。

例えば、写真の図書館なんかは、カードカレッジが全巻とカードマジックフォース事典、カウント事典、ホアン・タマリッツ・カード・マジック、カウント事典など、カードマジック関係がかなり充実していました。

そういえば、ヘルダー・ギマレスのリフレクションズも置いてありましたね...意外と新しいのまであります。
（昨日初めて図書館に行って知った...orz）

他にもシルクマジック大辞典全巻とカズ・タカヤマのシルクマジック大全も置いてありましたし、地味にシルクマジックをほぼ全種見ることが出来ます。

更には、松田道弘氏の著書もそれなりにあるので、クラシック好きには良いのでは無いでしょうか？

リクエストを出せば、新しい本も取り寄せてくれる可能性があるので、これは更に充実させるしか無いッ！（笑）

マジックとは少し違いますが、ダレン・ブラウン氏のメンタリズムの罠も置いてありました。

本格的にカードマジックを覚えたい人は、カードカレッジ辺りを買って、家でカード片手にゆっくり読んだほうが良いんですけどね...

もちろん図書館で借りても全く問題ありませんが、初心者の場合、貸出期間中に第1巻すら読み終わらないと思います。

個人的な意見としては、DVDを見て覚えるより、本を読んで覚えるほうが質は上がります。

確かに本は読みにくいものが多く、DVDよりも見た目がわかりにくく、覚えるまでに時間が掛かるのですが、大体の本は、そのマジック／技法の現象や成り立ち、原理について細かく書かれていることが多いので、一度しっかり覚えてしまうと、自分での改変が容易に出来るようになります。

例えば、トライアンフを覚えたくてレクチャーDVDを見て覚えた人が、意外にも正しいザローシャッフルのやり方が分からないというのが少なくありません。
（トライアンフの性質上、簡易版のザローシャッフルでも出来てしまうので...）

正しいザローシャッフルは、動作の終了時に完全なフォールスになります。

逆に言うとヘインシュタイン・シャッフルを机でやる場合、同じ方法で1度目の動作でフォールスにする事が出来るのですが、これはまた別のお話ですね...

ただし、技法だけのDVDになると話は別です。新技法である場合、見ないと分かりません。
アロンフィッシャーのグラビティハーフパス等、本だと分かりにくいです。（やり方は事細かく書かれていますが、実際の動画を見ないとピンと来ないと思います）

クリップシフトはDVDでしか紹介されていませんが、これもYouTube等の動画だけだと覚えれないと思います。
ちゃんとレクチャーDVD見ないと、要点がわかりづらいんですよね...

要は、説明がしっかりされているかどうかで、本の方が比較的説明が細かいことが多いということです。

話は最初に戻りますが、図書館オススメです（笑）

特にカードマジックフォース事典、カウント事典など少し薄めの、ちょっと技法知りたいって感じの本は図書館で読めば充分だと思います。

私も昨日、カードマジックフォース事典を気になる箇所だけ読んでました。

借りたのは全く別の本ですが...（ぉぃ）

ちなみに、借りたのはコールドリーディングとNLPの本です。
元々大学の授業で心理学に興味を持ち、それ以来色々読むようになりました。

記憶術もそうですが、もっと早く知っていれば、学生生活はもっと楽になっていましたね...orz
（心理学の授業で初めて記憶曲線とか習ったけど、これこそ義務教育でやるべきだろ...と思った）

ダレン・ブラウン氏の本にも記憶術が紹介されています。
私は、前回紹介したドミニク・オブライエン氏の本と合わせた方法を使っています。