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神道について 8 あとがき [2021/03/21 15:46]
あとがき
神道というともっとも身近な宗教です。
明治から昭和前記の
歴史学的に誤った宗教観・世界観がありました。
歴史的に見れば自己膨張を支えるものであれば
神道を利用する邪教に奪われていた時期とも言えます。
正しい神道という概念はありません。
国というフィールドの共同体
地域の共同体を守りつなげるものとして
これからも大事にすることで残ります。
神も人がいればこその神です。
そこに人がいなければ大きな自然でしかありま..
神道について 7 まとめ [2021/03/21 15:40]
学問として【日本古来のものを見なおそう】という考えが出てきました。
【国学】といわれるものです。
それが「復古神道」につながり、日本人の心である神道の見直しになっていきます。
しかし、いまでいう【右傾化】した考え方が出てきました。
それらが、後に、尊王攘夷運動や、廃仏毀釈、国家神道へとつながっていきます。
開国後の明治政府がした宗教政策は国家神道と言います。
神道というのは祖霊信仰もとにした民族宗教です。
特徴は「正典」が存在しない..
神道について 6 神道の独立 [2021/03/21 15:36]
【神道の独立】
江戸時代になって、
ほんとうの意味で平和になりました。
(有史以来のどこそこかであった内戦状態が終結)。
鎖国により一般民衆が外国文化に触れる機会は減りました。
仏教を幕府が民衆管理の手段として仏教機関を利用して、いまのお役所のようにしていました。
やがて身近な権威として
仏教に対して反感が芽吹いてきました。
みんなの 意識が国内に目が行く
環境が整ってきたことにより、
学問として【日本古来のも..
神道について 5 神道と仏教 [2021/03/21 15:31]
【神道と仏教】
【神仏分離令】が出される明治まで、神道と仏教は寛容な間でした。
というよりも、仏教に半ば取り込まれていたと見るのが本当かもしれません。
仏教には、日本に来るまでも、さまざまな異国の神々を取り込んできた実績がありますから。
例えば、
八幡大神=応神天皇を中心とする神様ですが、菩薩号を受けて、八幡大菩薩と【仏より人間に近い役割】を与えられています。
東照大権..
神道について 4 神道はいつから [2021/03/21 15:25]
【いつから『神道』とよばれるようになったのか?】
神道と言われたのは「日本書紀」においてです。
なぜ、【神道】という言葉ができたのか?
【教典・教義】という概念のある、儒教・仏教との区別のためです。
宗教化していった背景には、
すでに制度化されていた外国宗教との区別と考えられています。
仏教に代表されるように、外国宗教はテクノロジー(最先端技術)を持って入ってきます。
最先端..
神道について 3 神道教義の原則 [2021/03/21 15:15]
神道の教義。
それは、ありません。
原初的な、生活の中で、見えないモノや、視えるものを【敬う】または、恐れたところから発展してきたものなのでありません。
万葉集では、柿本人麻呂の歌に
「葦原の 瑞穂の国は 神ながら 言挙げせぬ国」とあります。
【神については、声を出して行ったり理論だてたりしない】ということです。
ですから、教義も教典もないのです。(江戸時代には古神道として体型されます)
当初は社殿もありません。
布教活動もあり..
神道について 2 日本の神様って [2021/03/21 15:10]
神というと、GODに象徴される【創造主】的な、一番偉い神様を想像します
神道(しんとう)は、日本の宗教。
山や川などの自然や自然現象、また古事記などの神話に残る祖霊たる神、
怨念を残して死んだ者などを敬い、
それらに八百万の神を見いだす多神教。
自然と神とは一体的に認識され、神と人間とを取り結ぶ具体的作法が祭祀であり、
その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた
されています。
自然神、神話神、人間神、精霊などが神様と..
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