している中で、飲食業界の業績に明暗が鮮明に出始めて
いるようです。
外出の自粛やお家飲食が定着するなかで、テイクアウトや
デリバリーの利用が増えてきているせいなのか、それに
適した業界が業績を上げている反面、酒類の提供要請により
居酒屋などやテイクアウトにむかない飲食業界は厳しい状況に
あることがくっきりと表れているようです。
総務省の家計調査によると、今年の1〜7月の集計でみると
ハンバーガーの1世帯当たりの消費支出は、コロナ禍前の
一昨年の同期にくらべ20%増に対して、緊急事態宣言の影響を
強く受けた飲酒代は83%の減少になったようです。
ちなみに、和食は25%の減少、中華そばが24%減少しました。
テイクアウトに適したハンバーガー業界の強さが際立って
いるようです。
なかでも、マクドナルドはファミリー層向けの売り上げが伸びて
客単価、売り上げともに圧倒的な強みを出しているようです。
私も何度かお昼ご飯にテイクアウトで利用したのですが、
いつ行っても並び待ちしている状態ですね。
値ごろ感もあると思うのですが、コロナ禍の飲食の変容に
積極的に商品開発している経営努力が功を奏しているのでしょうね。
とは言え、コロナで家庭の飲食の変容も明らかで、決して一時的な
こととは思えないような気がしてならないですね。
ポストコロナに向けて飲食業界の経営そのものの移り変わりが
気になるところですね。
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