節分の日といえば豆まきですよね。
幼いころから「鬼は外、福は内」の掛け声のもとで
豆まきをすることが思い浮かびますね。
しかし、それ以上に今は恵方巻をたべることが
習慣として定着しているようです。
最近、コンビニの入り口なんかで恵方巻の注文を
募集するための旗をよく見かけますが、実は
良く知らなかったのですよね。
節分に恵方巻を食べることを。
調べてみると、結構歴史的にも節分に恵方巻を食べる
由来が古くからあって大正時代にまで遡るらしいですね。
はっきりしたことはわからないようですが、戦後においては
近畿地方で商売繁盛をお祈りする際に「太巻き寿司」と
呼ばれていた寿司を食べていたのが起源とされています。
そもそも、節分とは「季節をを分ける」ことを意味していて
各季節の始まりの日の前日のことを言います。
歴史的にはかなり古くから立春、立夏、立秋、立冬の
前日のことを節分としていたのですが、江戸時代以降は
立春の前日を指す場合が多くなったようです。
春の始まりになる立春が一年の始まりとされていたので、
立春の前日に恵方巻や豆まきなどの行事を行ったのです。
ところで、恵方巻とは節分に恵方を向いて無言で食べると
縁起が良いとされている太巻きのことを言います。
立春という節分に福を巻き込む恵方巻を、福が逃げないように
無言で食べるという意味合いがあるらしいですよ。
ちなみに、節分はほとんどの年が2月3日なのですが、
今年は2月2日で、これは124ぶりのことらしいいですよ。
そして、「歳徳神」という神様のいる方角で、その年の
縁起の良い方角とされている恵方は南南東だそうです。
恵方巻の食べ方として、
@恵方を向いて食べること、これはその年の歳神様のいる
縁起の良い方角(恵方)を向いて食べるということの意味。
A無言で食べること、運が逃げないように黙って、願い事を
思いながら最後まで黙々とたべることの意味。
B一気に食べること食べること。これは福を巻き込む巻き寿司を
切らずに一本丸ごと食べることで、縁が切れないとか縁を逃さない
という意味を持つようです。
節分に恵方巻を食べることが一年の縁起につながることとして、
大変興味深くあらためて感じた次第です。
ということで、今年は是非恵方巻をいただいてみようと思います。
皆さんも是非召し上がってはどうでしょうか。
新型コロナを吹っ飛ばすいい機会になるかもしれませんよ。(笑い)
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